<関西オープン 初日◇18日◇城陽カントリー倶楽部(7,037ヤード・パー71)>

多くの選手がアップダウンの激しいコースに疲弊してホールアウトする中、谷口徹も「しんどいわ」といいながら、通算2アンダーでまとめ2位タイに。直近の2大会では宮里優作の連勝の影に隠れていたが、ともに優勝争いに絡む奮闘を見せた。

地元で2戦連続V達成!これが歓喜のカチャーシーだ!
それだけに、この日のスコアに対し、記者の間から尊敬の念を込めて「49歳にして、すごいんですねぇ」と声をかけると、「何をいうてんのや、年齢なんか関係あらへん。年齢で人を評価するなんてナンセンスやで、バイ・イチロー(笑)」。囲み取材を笑顔で盛り上げていた。

「前半は、最近のいい感じのゴルフができていて、たまにミスしたけど簡単にフェアウェイキープできた。3連続バーディもあったくらいやからね。でも、グリーンは外しまくってしまったわ。硬くてグリーンの手前、ギリギリ狙わんといかんところ、このコース、風の計算が難しいわ。そやけどアプローチがよかった。OKにピタッとつけたり、チップインもあったわな。まぁ、ボクにしては当然のチップインやけど(笑)グリーンを外してもストレスを溜めんでプレーできた。そやからボギーを打っても、すぐにバーディが来たんやね」。

ゴルフの調子のよさに気分も乗っているのか、それとも、体調がいいからこそなのか、疲れを一切感じさずに谷口劇場は続く。

「まぁ、でも後半は確かに疲れが足腰にきたわな。あっ、いかん、こんなじゃドライバー打てへんと思って、過去一度も刻んだことのないホールをユーティリティークラブで。そしたら見事、ナイスショット。その辺りも冴えてたわね」。

明日以降のプレーについて聞くと、多少真顔になって、「まぁ、ある程度のボギーはしゃあない。そこでどう冷静に対処できるかやね。(ここ2試合優勝のチャンスを生かせなかっただけに)早く勝ちたい気持ちはあるけど、楽しみながらやりますよ。これですぐ勝つと、また天狗になっちゃうから」。やはり最後は笑いで締める辺り、さすが谷口。

文/伊藤昇市

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