<日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 初日◇11日◇かねひで喜瀬カントリークラブ(7,217ヤード・パー72)>

今大会の2010年、12年大会チャンピオンは、2位に入った前戦「中日クラウンズ」から好調だ。8バーディ・ノーボギーの“64”を叩きだした谷口徹が8アンダーで5年ぶりの優勝へ単独首位スタートを決めた。このまま優勝を飾れば、尾崎将司の49歳109日(1996年)には及ばないものの、49歳93日で史上2番目の年長優勝者となる。

49歳・谷口徹、好スタートのワケは…藍ちゃん?
「そんなに良いというワケじゃない。ティショットも曲がっているし、暑いので結構しんどくて体の動きが重かった」と語りながらも、INから出て10番から4連続バーディ。スタートホールでは「右前方に青木(功)さんが立っておられたんで、構えた瞬間に緊張した」と左に大きく曲げるも、ピンも見えない位置から5メートルにつけてバーディを奪うなど曲がった場面でのリカバリーが冴えた。

4連続以降は、芝目が強く気まぐれなコロがりをするグリーンにパッティングが決まらず足踏みが続いたが、「一生懸命にラインを読んでも思った通りにコロがらないので、アバウトに打つようにしたらそこからいい感じに入ってくれた」と気持ちを切り替えると後半5番でバーディ。7番、8番、9番と上がり3ホールもバーディで締めて、単独首位に立って見せた。

この日は同組に宮里聖志がいたとあって、地元に帰っていた妹の藍が組の応援に駆け付けた。これには「藍ちゃんが来てたんでどんなに頑張っても紙面が取れないから、がんばるのをやめたらいいスコアが出た。藍ちゃん効果ですわ」と谷口節を披露。続けて「途中で“がんばってください”って言われたけど、もっと聖志を応援してあげてって言いました(笑)俺は大丈夫だからって、返しておきました」と語って満面の笑みを浮かべた。最後は9番ホールで見守った藍とハイタッチでホールアウトした。

最年長優勝記録更新とはならないが、「49歳で優勝できたらそれはそれでうれしい」と節目の20勝目に意欲は十分。最後は年齢順に並んだ優勝者リストを眺めて「あれ?手嶋多一(2014年大会45歳235日で優勝)にも負けてる。それは抜かせるようにがんばります(笑)」と締めて会見場を立った。

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