<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 最終日◇7日◇茨城ゴルフ倶楽部 西コース(6,670ヤード・パー72)>

終わってみれば盤石の勝利だった。今季メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」を制したのは昨年の最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の覇者キム・ハヌル(韓国)だった。

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ノリにノッてるスマイル・クイーンはレクシー・トンプソン(米国)、川岸史果という日米の飛ばし屋とのペアリングにも動じなかった。1打差の首位から出たハヌルは、1番でバーディを奪った川岸に並ばれたものの、2人の飛距離に惑わされず自分の距離感を貫いた。3番で2mにつけてバーディを先行させると4番で7m、5番で2mを沈めて3連続バーディ。混戦から華麗に抜け出すと、「絶対に奥はダメ。手前から手前から」と安定したゴルフで付け入るスキを与えず。3打差という数字以上の完勝劇で2週連続優勝、そして史上8人目のメジャー連勝を飾った。

昨年の序盤に見られた“勝ちきれない姿”はどこにもなかった。「去年リコーカップを勝てたので自信を持ってできています。それにチャンピオンと呼ばれるのは嬉しいのでまた呼ばれるように、と思って頑張れていますね」。

あまりに安定したプレーには同組の2人も脱帽する。レクシーが「とても堅実なプレーヤーですね。ストレートの球で安定していました」と言えば、川岸も「常にやさしいラインにつけて3パットしない。私とは違いました。スキが全くなかった。私も勝つためにはスキのないゴルフをしないといけない」と評した。

「開幕前に考えていたよりも良い成績でここまでやれています」と想定よりも状態は良い。そんなシーズン前に立てた目標は「日本1年目に1勝して、2年目は2勝できた。3年目なので3勝したい」。開幕から2か月での王手に「目標を上方修正しないといけないですね」という声も上がったが、「いいえ、しないですよ(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑ったハヌル。このあたりがメジャーチャンプの余裕なのかもしれない。

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