<ウェルズ・ファーゴ選手権 3日目◇6日◇イーグルポイントゴルフクラブ(7,396ヤード・パー72)>

前日強風によりスタートが遅れた影響で、日没順延となっていた米国男子ツアー「ウェルズ・ファーゴ選手権」の第2ラウンド。未消化分を翌6日に消化し、1ホールをこの日に持ち越していた石川遼は18番パー5をバーディで締めくくるも、前日の5パットのトリプルボギーなど乱調が響いてトータル12オーバーの149位タイで予選落ちとなった。

カップ周りをいったりきたり…5パットの場面を動画で振り返る
第2ラウンドは3バーディ・6ボギー・1ダブルボギー・1トリプルボギーの“80”。自虐的な笑みさえ出た前日の6番パー5での2オン4パット、10番での1オン5パットなどグリーン上で苦しんだ。1日たって当時を振り返っても苦笑いを浮かべるばかりだ。「第1に風が気になっていたなと思う。10番とかもバーっと吹いてきたんで負けないようにってパンって打ったらすっごい変な球がでて自分で動揺して(笑)。動揺したままポンって打ったらまた外れてって(笑)一回落ち着けばよかったなって思う。難しいですね。グリーン上は…」。

パッティング以外でもドライバーで攻めていくという石川本来のプレースタイルは最後までブレることなく貫いたが、前日の1番でいきなりドライバーショットを曲げるなどまだまだ完成形には程遠かった。「スイングの弧、円だけを意識していてその途中にたまたまボールがある。それで練習場ではできているのにコースにでるとボールを打ってしまう。まずボールに当てようという意識がある。あるのとないのではスイングは別物になる」と練習場とのギャップを埋める作業が続いている。

だが、ここ数年はそうした作業からも逃げていたと石川は語る。「この数年勘違いしてた部分があった。ドライバーを打ちたくない理由が狭いからとか…逃げていたところがあった。それを先々週から無理しながらやってて、今週は自分のプレースタイルとしてできた」。結果は伴わなくとも、今は石川らしいスタイルを取り戻す時期。「ポジティブな要素、悪いこともたくさんあるけど自分で感じてるところがある。それがスコアにつながるには時間がかかるかな」と腰を据えて課題に取り組む構えだ。

ホールアウト後はパッティング、アプローチ練習後、ドライビングレンジで1時間ほど練習し、決勝ラウンドがスタートするコースをあとにした石川。「練習しかない。次の試合もがんばる」。まだ心は折れていない。

<ゴルフ情報ALBA.Net>