<中日クラウンズ 3日目◇29日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,545ヤード・パー70)>

15年ぶりの最終組は地元の利を生かして混戦を勝ち抜く。4年前から名古屋在住の宮里優作が6バーディ・3ボギーの3アンダー、”67”で回り、トータル11アンダーとし、武藤俊憲と並んで首位に浮上した。今大会の最終日最終組はアマチュア時代、2002年に単独2位で入って以来。準地元で伝統のタイトルを狙う。

5年ぶりの“AO”共闘終劇!再共演は果たして…?
優勝争いをする選手の中で一番の声援を受けていたのが宮里だ。1番(パー4)でボギーとしたものの、2番(パー5)でバーディを取り返す。その後はギャラリーの後押しもあり、バーディを量産した。3日間の平均パット数は1・5263で1位。ここまでのバーディ数21個は今大会最多。「いいイメージはない」という今大会。アマチュア時代を含めて、過去16回の出場でトップ10入りはアマチュアで出場した02年の4位以来ない。今年攻略の糸口となっているのは、2番アイアンだ。

国内開幕戦の「東建ホームメイトカップ」からブリヂストン社製、中空の2番アイアンをキャディバッグに入れた。「ティショットで林よりも低い球を打てる」ため、風が舞う今大会にはピッタリだ。「武器の一つとしていい役割を果たしています」と、この日は2番(パー5)の2打目と6ホールのティショットで使用。2番アイアンを使用したホールで4つのバーディを奪った。

「このコースは(2打目を)ショートアイアンで打てるので誘われてしまうけど、手前に乗せて、上りのラインにつけてリズムを作って、最終ホール抑えていきたい」。フェアウェイの絶好のポジションから攻めすぎないことも忘れない。首位から3打差に7人がひしめく展開。自宅通勤の宮里だが、コースまで「渋滞すると30分。スーッと行けば15分」の近さ。明日は一番の声援を受けて、混戦をスーッと抜け出す。
 

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