<パナソニックオープン 最終日◇23日◇千葉カントリークラブ 梅郷コース(7,130ヤード・パー71)>

まだまだ通過点だ。国内男子ツアー「パナソニックオープン」の最終日、人生2度目の最終組に入った堀川未来夢。5バーディ・4ボギーの1アンダー、”70”と1つ伸ばして通算10アンダーフィニッシュ。1打及ばずプレーオフには進めなかったが、2年ぶりにトップ3入りとなる3位タイで終えた。

本人もびっくり!?優勝はベテラン、久保谷健一!
初めて経験した最終日最終組は2015年のブリヂストンオープン。当時は単独首位から出ながら、2オーバーの73とスコアを落として2位タイに終わった。「最終日にたたくのはよくない」と2年前の教訓を胸にスタート。前半は出入りが激しく1オーバーでターン。後半に入り14番(パー5)でバーディを奪うと、18番(パー5)でも、アプローチをしっかり寄せてバーディフィニッシュ。「5位になるのか、3位になるのかでは何百万円も違ってくる。いい終わり方ができたと思います」と、優勝には1打足りなかったが、前回の優勝争いよりは少しの成長を感じた。

堀川は実質ツアー1年目の15年に賞金ランキング41位で賞金シードを獲得したが、昨年は同87位でシード権を手放した。「賞金シード復帰」が今年の第一目標。昨年の前半戦、飛距離アップを求めてスイングを改造したが、ショットの安定感を欠いた。10試合中8試合で予選落ち。中盤以降、安定感のある自分のゴルフに戻したが、結果を出せず終わってしまった。

シード復帰に向けて、今オフは安定感を求めた。目指したのは松山英樹だ。「日本オープンで優勝した松山(英樹)さんを見て、上半身の筋力が必要だと思いました」とラフに負けないように、体幹だけでなく肩周りなどの強化を行った。「ショットの安定感も出てきましたし、4日間戦っても疲れがありません。体力不足もあったと思います」とさっそく効果が現れている。「松山さんは下半身も大きい。僕はまだ鳥みたいな下半身です。ジーパンがはけなくてもいい。優勝したいのでゴルフ優先で体を作りたい。常に、松山さんを目標にやっていきたいです」と、1学年上の世界ランキング4位の背中を見つめている。

QT14位で今季前半の出場権は確保したものの、出場試合は限られている。今大会は主催者推薦での出場と貴重な試合で稼いだ賞金は小さくない。「まずは一歩一歩。しっかり稼いでいきたい。この結果も通過点です」。気の緩みは一切ない。

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