<東建ホームメイトカップ 最終日◇16日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(7,081ヤード・パー71)>

3日目に続き、最終日も67で回り、通算9アンダーの15位タイでフィニッシュした正岡竜二。国内でのトーナメントは昨年2位に入り、逆転シードを決めたカシオワールドオープン以来だった。今年はできるだけ早くシード権獲得を確定させたいと、このオフは池田勇太とともに初めて筋力トレーニングに挑戦。気合十分で今大会に臨んでいた。

東建ホームメイトカップで話題となった美人キャディ
ところが、いざ試合が始まると、思うようにいかなったのがパッティング。カシオワールドオープンでの感覚がなかなか戻らずに苦しんでいた。そんなとき、ヒントをつかむきっかけが訪れた。3日目に同組でラウンドした武藤俊憲のパッティングスタイルを見たときだ。

「武藤さんのリズムがすごくよかったんです。それを見て、ああ自分はストロークの仕方にこだわりすぎていたんだなと。難しく考えず、距離感だけに集中しようと決めたら、昨年のようなフィーリングが戻りました」と、正岡。

昔から、パットに限らず、ショットやアプローチでも同組の選手や一緒に練習する選手の打ち方を観察しては自分にもできないかと試してきたタイプだからこそ、武藤のパッティングからヒントを得ることができた。結局、最終日は27パットとショットの不調を見事にカバーしたという。昔から職人の世界では技術を目で盗めといわれるが、まさにそれを地でいった正岡だった。

文/山西英希

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