<東建ホームメイトカップ 最終日◇16日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(7,081ヤード・パー71)>

首位のリャン・ウェンチョン(中国)に5打のビハインドながら、前半のハーフを5バーディ・ノーボギーで回り、単独首位に躍り出た藤本佳則。ところが、インコースに入ってからはスコアを1打しか伸ばせず、リャンが再逆転。2打差の2位で国内開幕戦を終えた。それでも藤本の表情はすこぶる明るい。

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「初日からずっとショットの調子がよかったですからね。今後へ向けていい手応えがあった4日間だと思います」。

ツアーデビューした12年に公式戦の日本ゴルフツアー選手権で優勝。その翌年に2勝目を飾るなど、期待の若手だったが、その後3年間は優勝から遠ざかっていた。その間、東北福祉大の後輩である松山英樹が米ツアーで活躍。大学の先輩である池田勇太、谷原秀人が昨年は賞金王を争った。今大会の前週はその3人がマスターズに出場した姿をテレビで観戦した。

「自分はマスターズには出場したことがないので、皆がどれだけすごいプレーをしているのか実感がわかないんですよね。もちろん、いつかは自分も出たいと思います」。

いつわりのない本音だが、そのためには国内ツアーで優勝回数を増やし、ワールドランキングを上げていかなければいけない。もちろん、藤本もそのことは頭の中に入っている。そのために、シーズンオフにはスイングを改造し、ドライバーの長さを短くしたりもした。今週は惜しくも敗れはしたが、自分の方向性が間違っていないことがわかっただけでも収獲だ。大きな夢へ向けてとりあえず一歩踏み出した藤本に今後も要注目だ。

文/山西英希

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