<東建ホームメイトカップ 最終日◇16日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(7,081ヤード・パー71)>

2位以下に3打差をつけてスタートしたリャン・ウェンチョン(中国)だが、前半のハーフでスコアを1つ落とす。一時は2つ前を回る藤本佳則に逆転されたが、リャンにあせる気持ちはまったくなかった。「ライバルは同組の藤田(寛之)さんだと思い、ずっと意識していました」というように、あくまでもターゲットは藤田だったのだ。

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その理由はただ一つ。14年のアールズエバーラスティングKBCオーガスタでのリベンジを果たしたかったからだ。この試合、最終組で回っていたリャンは7組前を回っていた藤田に追いつかれ、プレーオフで戦うことになる。5ホールに及んだプレーオフの末、リャンは敗れてしまった。藤田とはそれ以来のラウンドだった。当然、心に期するものはある。

「楽しむ気持ちを忘れずに、心の中では真剣勝負を挑みます」ということばどおり、藤田のスコアを意識しつつ、目の前の一打に集中したリャン。気がつけば、後半のハーフでバーディを4つ奪い、藤本を再逆転していた。15年の日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ以来、日本ツアーで2勝目を挙げたリャン。将来的には東京五輪の代表になることが目標だという。昨年のリオデジャネイロ五輪に出場できなかったことが本当に悔しいと思っているだけに、藤田に続いて、リベンジを果たしたいところだ。

文/山西英希

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