<KKT杯バンテリンレディスオープン 初日◇14日◇熊本空港カントリークラブ(6,452ヤード・パー72)>

3バーディノーボギーのトータル3アンダーで、初日を首位で終えた上田桃子。本大会で開幕から7戦連続出場の疲れは「正直、あります」と語っていたが、終始安定した危なげないゴルフを展開した。では、プロゴルファーは避けることのできない“疲れ”とどう付き合っているのだろうか。

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「上田プロの場合、連戦が続くと右サイドの筋肉が張ってきます。張りが出るのは、特に右のお尻です。疲れから体幹が弱ってくると、スイングの揺れが大きくなります。それを支えようと右のお尻の筋肉を使うため、張りが出るのです」と話すのは上田の体のケアを任されている伊藤久トレーナー。では、お尻に出た張りには、どのような対処をしているのだろう? 伊藤トレーナーが続ける。

「もちろんマッサージで伸ばしたり崩れを整えることはしますが、毎日のトレーニングも重要です。上田プロは、毎日、30分から1時間程度のトレーニングを行っています。尻の筋肉を鍛えるためには、片足立ちのスクワットや、真っすぐ立って片足を横に振り上げる運動が有効です」

上田のコーチを務める辻村明志氏は、疲れがスイングに及ぼす影響を解説する。

「実は昨日のプロアマ大会では、スイングが乱れていたんです。本当に微妙な乱れなんですが、上体が開きやすくなっていました。原因は疲れかもしれませんが、ボールに向かってスイングし、自分では胸の前でインパクトできているつもりでも、微妙に上体が開いてしまうときはあります。それに気づかず、練習でボールを打ち込んでいると、スイングの乱れはひどくなる一方でしょう。昨日は、“あわてない上田桃子”がいました。自分の状況を把握して、対処したのが今日の結果につながったのだと思います」

そしてスタート前、辻村と上田は一つのポイントを確認し合ったという。「フォローでヘッドと自分の距離を大きくとること」つまり、フォローを大きく振る。今日のラウンドは、そのポイントだけを意識して回った。それが上田の対処だった。

以前の上田なら、スイングの乱れにあわてて、体が疲れていようと何だろうと、球を打ち続けただろう。成長した上田が、地元熊本で完全勝利を狙っている。

【初日の順位】
1位:上田桃子(-3)
2位T:永峰咲希(-1)
2位T:永井花奈(-1)
4位T:服部真夕(E)
4位T:工藤遥加(E)
4位T:城間絵梨(E)
4位T:吉田弓美子(E)
4位T:松森彩夏(E)
4位T:平野ジェニファー(E)
4位T:イ・ボミ(E)
4位T:西山ゆかり(E)
4位T:東葵(E)

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