<スタジオアリス女子オープン 最終日◇9日◇花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコース(6,293ヤード・パー72)>

首位の申ジエ(韓国)とは4打差の2位タイからでたテレサ・ルー(台湾)がこの日“68”でラウンド。スコアを4つ伸ばしトータル11アンダーで逆転優勝。今季初優勝、ツアー通算では13勝目を挙げた。

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ジエは「2日間、ノーボギーで回っていたし、勝てるとは思っていなかった」とスタート前に優勝はまったく意識していなかった。しかし、3番パー3、8番アイアンで放ったティショットはピン手前3メートルに落ち、2バウンドしてカップに吸い込まれた。

このエースで流れを引き寄せると、続く4番では約1メートル、5番パー5では約4メートルを決めて首位に。スコアを落とすジエを突き放すと、終盤で2つのボギーがあったがそのまま首位を明け渡すことなく栄冠を掴み取った。

相性のいいはずの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で初日まさかの“81”を叩くと、挽回できずに予選落ち。昨年の12月6日に入籍し、1月7日に挙式とプライベートが充実している分、“練習してないでしょう?”と周囲から言われることもあった。「今までで一番したのに。私は冷静に分析すれば一個一個のプレーは悪くないと思っていた」と自分を信じて戦い続けた。

ここまでトップ10フィニッシュが1回もなく、正直焦りもあった。しかし、夫の武山孝人さん(34歳・建材会社役員)から「噛み合うまで時間をかけて待てばいい」と開幕前から言われており、焦燥感で自分を見失うことはなかった。

「これまでゴルフは一人旅。今は相談できる相手がいる」、結婚したことの最大のメリットは精神的な支柱を得たこと。「この優勝は2人とキャディさん、3人でした優勝」、優勝会見では笑顔が弾けた。

今回の最大の勝因を「運が良かった」と言ったテレサ。「ホールインワンがなければ優勝してないかも。もっとアプローチとパットを練習しないと」と自分にダメ出しをしていた。この優勝で焦りは完全になくなった。これからは一人旅ではなく、頼りになる夫との2人旅。来週は台湾に帰国し英気を養い、次なる戦いに備えていく。

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