<マスターズ 初日◇6日◇オーガスタ・ナショナルGC(7,435ヤード・パー72)>

海外メジャー初戦「マスターズ」は第1ラウンドが行われ、“65”で7アンダーをマークしたチャーリー・ホフマン(米国)が2位に4打差をつけて単独首位に立った。マスターズにおいて第1ラウンドを終えて2位に4打差は、1955年以降では、55年のジャック・バーク・ジュニアと並ぶ最多差スタート。強風下でいかに異次元のプレーをしたかがわかる。ちなみに、このときのバークは、最終日に80をたたくなど2日目以降に崩れて13位タイに終わっている。

水切りショットでおなじみ16番パー3を360度カメラで撮影してみたら…
また、過去80回の優勝者の中で首位、もしくは首位タイで第1ラウンド終えたのは16人(20パーセント)だ。2000年以降では、08年のトレーバー・イメルマン(首位タイ)と15年のジョーダン・スピース(単独首位)の2人しか優勝者はおらず、ここから重圧との戦いが始まる。

面白いデータがある。オーガスタナショナルGCは、これまで何度もコース改造を行い、距離を伸ばしてきたが、現在のヤーデージとほぼ同じ距離となったのが2006年。その06年以降、11人の優勝者全員が、第1ラウンドを10位以内、首位と4打差以内で終えている。しかも11人中7人は5位タイ以内と、コースの距離が長くなってからは先行逃げ切りが有利になっている。逆に第1ラウンド終了後、出遅れて逆転優勝した最大差は1990年のニック・ファルドと2005年のタイガー・ウッズの7打差だ。

過去のデータから見ると、キャリアグランドスラムを狙うローリー・マキロイ(12位タイ)やジェイソン・デイ(26位タイ)、日本人初優勝を狙う松山英樹(54位タイ)の優勝は黄色信号となる。特に松山は残り3日間、データを覆す歴史的な活躍で巻き返しを図りたい。

2006年以降過去優勝者の第1ラウンド終了後の順位
16 ダニー・ウィレット(9位タイ)
15 ジョーダン・スピース(1位) 
14 バッバ・ワトソン(2位タイ)
13 アダム・スコット(10位タイ)
12 バッバ・ワトソン(4位タイ)
11 チャール・シュワーツェル(7位タイ)
10 フィル・ミケルソン(2位タイ)
09 アンヘル・カブレラ(6位タイ)
08 トレバー・イメルマン(1位タイ)
07 ザック・ジョンソン(5位タイ)
06 フィル・ミケルソン(4位タイ)

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