初のマスターズにして様々なトラブルに見舞われている編集T。本戦開幕前日のこの日はさぞかし現地も盛り上がっているかと思いきや…なんだか不穏な空気だぞ?

3日目にして初めてコースに出てみたら…【編集T初めてのマスターズ#3】
前日の不安が的中……。やはりというか何というか。月曜日に続き、開幕前日の水曜日もコースクローズとなってしまった。パー3コンテストも途中で打ち切られ、1960年に始まってから史上初の中止に。またしてもコースから人が消えてしまった。なんだかこの連載をしている自分が嵐を呼び込んでいるかのごとく、周囲からも冷やかしを受ける始末。谷原秀人選手のパー3コンテストを取材しようとコースに出た瞬間に中断を知らせるサイレンが鳴るんだもの……。

中断して引き上げるパトロン達…なんだか悲しい
ちなみに、このサイレンは雷が来る時間を計算して、コース内に数万人いるパトロンたちが激しい雨に打たれる前にコースから避難できるタイミングで鳴らされている。サイレンとともにショップも店じまいして避難するパトロンの足を止めないようにしているのは、さすが。

午前中に雷雲接近のため1回目の中断。12時半に再開したものの、1時間後には再びの雷雲接近と、その後は竜巻注意報。メディアセンターとコースを行ったり来たり、外国人のクラブ取材をしたくても選手は引き上げ、待機などで、お目当ての選手が全然捕まらない。松山選手はこの日もコースに顔を出すことなく終わってしまったし、池田選手も1球もボールを打つことなく帰ったという。

それでも昼から行われたパー3コンテストは1時間ほどは進行したため、数人はプレーを開始していた。2003年にレフティとしてはじめて大会を制したマイク・ウィアがホールインワンを達成しているが、幻の記録となってしまった。ウィアさん、なんだかよくわかりませんが、すみません。私の責任じゃないんだけどな……。大会側も史上初の中止は苦渋の選択だったと思う。「パトロンの安全を考えて中止を決断した」とビリー・ペインチェアマンがコメントしていたが、やはりパトロンファーストの精神が垣間見られた。

パー3コンテストは中止。谷原秀人選手も元アイドルの奥様と残念そう
パー3コンテストに出かける寸前で中断となってしまった谷原選手に話を聞こうと練習場まで戻ると、世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(DJ)に遭遇。飛ぶ飛ぶと言われる最新のドライバーの写真を撮ってこいと編集部から指令が来ていたので、直撃。「一回、宿に戻って天気の様子を見て戻ってくるから、そのときならいいよ」と、きさくに答えてくれたDJ。その直後にコースクローズが発表されたわけだが、さらにその後に悲劇が起きようとは。

夕方飛び込んできた情報に驚愕した。DJが、レンタルしている家の階段から“激しく”落ちて腰を強く打っただと! 私と話した後、そのまま車で駐車場を出て行ったDJ。ということは、今日、コースで最後に話をしたのは私じゃないか……。「なんてことをしてくれたんだ!」と他社の記者さんから攻められたが、なんだか、本当にすみません。容体は詳しく発表されていないが、DJが明日無事にスタートできることを祈るばかり。すっかり疫病神扱いでへこんできた……。

DJがレンタルハウスの階段から転落!衝撃ニュース
今のところ本当に波乱の初マスターズとなってしまっているが、なんとか明日は第1ラウンドがスタートする(はず)。そういえば今日もコース内はほぼ見ていない。ようやくクラブハウス近辺以外のコースを見るときが来るのか? 松山選手はリッキー・ファウラーと。谷原選手はローリー・マキロイと同組。他にもジョーダン・スピースやジャック・ニクラスの最年長優勝記録更新に挑むフィル・ミケルソンら、注目選手めじろ押し。強風が吹き荒れる予報だが、明日こそは、コース内で興奮を味わいたい。

まずは朝、オナラリー(名誉)スタートがある。ジャック・ニクラスとゲーリー・プレーヤーが大会の記念すべき始球式を行うが、昨年までそこにいたアーノルド・パーマーはもういない。取材4日目で雨にたたられているが、これはひょっとしてパーマーさんの悲しみの涙なのか? それにしてもDJのことが気になる……。

ゴルフ歴25年でたどり着いたオーガスタ(取材ですが…)に鳥肌!【編集T初めてのマスターズ#1】竜巻注意報発令! コースから人が消えた!【編集T初めてのマスターズ#2】
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