<ヤマハレディースオープン葛城 最終日◇2日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(6,568ヤード・パー72)>

2015年に「腎臓がん」を患ったものの不屈の闘志で克服。韓国ツアーで復活優勝を挙げると、今季から日本を参戦したイ・ミニョン(韓国)が出場5試合目で早くも初勝利。「アリガトウゴザイマス!ウレシイデス!」と日本語で喜んだ。

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単独首位で最終日を迎えたものの、渡邉彩香、そして申ジエ(韓国)といった同組の実力者たちがじりじりとプレッシャーをかけてきた最終日。途中で追いつかれる場面もあったが、「ドキドキを見せないようにしました。並ばれてもとにかく自分のプレーをしよう」とポーカーフェイスで最後までスキを作らず。安定したゴルフでトータル9アンダーまで伸ばすと、最後の外せばプレーオフとなる1mのパーパットを決めて決着をつけた。

いつも笑顔でプレーするミニョンだが、「腎臓がん」と分かったときは絶望しかなかったという。「ショックで、もうゴルフができないと思っていました。でも早期発見で、手術も小さなもので済んだので、回復も早かった」。自身の懸命な努力もあり、1カ月後にはコースに復帰。あまりの闘志に韓国メディアは“不屈のゴルファー”と名付けた。

そして克服して1年余りたった昨年の7月に復帰後初優勝を挙げると、「韓国から近いし好奇心があった」と日本のQTに挑戦。4番目に入り出場権を掴むと、「Tポイントレディス」で8位、「アクサレディス」で6位ときて5試合目にして、自身も早さに驚きの初Vとなった。

「自分が優勝したことで同じ病気の人たちが少しでも希望を持ってくれたら」と心情を吐露する。「私を見て頑張れる気持ちが出てくれたらすごく嬉しい」と自分と同じ苦しみを感じてる人へ勇気を与えることもモチベーションの1つとなっているという。

「まだ実感が湧かないので次の目標は決められないですが、これでメジャーにも出られると思うので頑張りたいです。できれば海外メジャーにも出てみたいですね」とミニョン。これからもたくさんの人を勇気づけるべく戦っていく。

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