2020年東京五輪のゴルフ会場となっている霞ヶ関カンツリー倶楽部は、20日(月)に臨時理事会を行い、女性が正会員になれない(家族会員、週日会員などは可)という規則を見直し、女性への門戸開放へ細則を改定することを決定した。

霞ヶ関CCについて語る小池百合子都知事
霞ヶ関CCの女性正会員問題は、小池百合子都知事らが女性会員問題に触れたことでクローズアップされた。国際オリンピック委員会(IOC)は1月に組織委員会に対して、いかなる種類の差別も認めないオリンピック憲章(※下部参照)に照らして会場である霞ヶ関CCに正式に女性正会員への開放する旨を要請。トーマス・バッハ会長はもし女性正会員を認めない場合は別会場に変更することも示唆していた。

この問題について会員たちは「オリンピックに会場を提供することは良いが、倶楽部組織運営についてはオリンピックに関係のないこと。あくまでも会場を提供するだけなので、倶楽部の伝統は守っていくべきである」などと変更に疑問も唱えていたが、理事会の決定で女性正会員受け入れに動くこととなった。

これを受けて日本ゴルフ協会、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、日本オリンピック委員会は連名で、「真摯に対応をしていただいた KCC の役員の方々、またご理解をいただいた会員の皆様には心から感謝を申し上げます。国際ゴルフ連盟(IGF)からも、「KCC のこの決定は大変喜ばしく、我々は、素晴らしいゴルフ競技が KCC で開かれることを心から望んでいる」というコメントが届いております」とコメントを発表した。

14日には、スコットランドにある世界最古のゴルフクラブであるミュアフィールドが、女性会員の入会を認めたこともあり、次回五輪の開催コースである霞ヶ関CCの動向は世界的にも注目を集めていた。

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