<Tポイントレディス 2日目◇18日◇鹿児島高牧カントリークラブ(6,397ヤード ・パー72)>

故郷を持つ人間にとって、地元の声援は心地よいものだ。

好プレー連発の香妻琴乃も多数!2日目の模様をフォトギャラリーで
鹿児島県出身の香妻琴乃が、「Tポイントレディス」の2日目を4バーディ、1ボギーの69で回り、トータル5アンダーで6位タイにつけた。

「前半はバーディ3つとれたのですが、後半はなかなか決めきれなくて」

香妻は1番、7番、9番でバーディを奪取。バックナインの13番でもバーディでスコアを伸ばし、ノーボギーで迎えた最終ホール18番。ティショットを左に曲げ、2打目をグリーン横のバンカーに入れて寄らず入らずのボギー。それまではノーボギーのゴルフだっただけに、最後を締めくくれず悔しさをにじませていた。

「今日はドライバーの感覚が出なかったので、そこだけ修正すれば大丈夫だと思います」
そういって笑顔を見せる香妻。地元の鹿児島で開催される大会だけに、知り合いや顔見知りも多く、居心地の良さもあったのだろう。

「今日は朝から楽しくプレーができました。地元なのでギャラリーも多く、友達も見に来てくれていたのでうれしかったですね」

香妻は今大会、主催者推薦枠で出場している。シードを持たない香妻はQTランキング44位で、推薦枠の年間8試合をフルに使えば、今季は20試合以上は出場可能だ。

出られる試合が限られているからこそ、一つずつ結果を残していくことが、賞金シード獲得への近道となる。ただ、香妻は見ているのはツアー初優勝だろう。

トップの菊地絵理香との差は5打差、逆転優勝の可能性も残されている。

「優勝は意識する?」と聞くとこんな答えが返ってきた。

「とにかく明日はたくさんバーディが取れればいいなと思います」と多くを語らなかった。明日は優勝を意識せずに行きたい、ということだろう。確かに、昨年12月のオフ、香妻に話を聞いたときこんな話をしていた。

「私の目標はずっと優勝ですが、(シード落ちした要因のひとつは)そこにとらわれすぎていたのかな、という思いもあります。だから今季は、もう少し1日1日を大切にして、先のことはあまり気にせず過ごしたいな、と考えています」

 昨年は何が何でも勝ちたかった。表情に見せなくとも、勝てない焦りがプレーに影響していた。だからこそ、明日の最終日は焦らず、平常心で優勝争いに絡むつもりだ。

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