<Tポイントレディス 初日◇17日◇鹿児島高牧カントリークラブ(6,397ヤード ・パー72)>

何やらどこかで見たことのある顔。よく見ると横峯さくらの父・良郎氏がキャディをしているではないか。
 
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良郎氏がバッグを担いでいた選手は浅田実那。宮崎県出身の20歳で、去年TPD単年登録をしてプロになったばかりの新人だ。宮崎市にある「さくらゴルフアカデミー」の生徒であることから、師匠の良郎氏がバッグをかつぐことになった。

実は浅田がプロの試合に出場するのは今回が人生初。今大会は推薦での出場で「すごく緊張しました。いつもの練習のようにしたいゴルフがなかなかできなかった」と苦笑い。

それでもプロ初の舞台は楽しかったようで、同じ組で回った高橋恵、ユン・チェヨン(韓国)のプレーを見ながら「ショットの正確性、安定感が違いすぎる」とレベルの違いを痛感していた。

浅田がゴルフを始めたのは父の影響で、本格的に球を打ち始めたのは中学1年から。兄が「さくらゴルフアカデミー」でゴルフを学んでいたことが大きかった。浅田はそこで「プロを目指そう」と決心したという。

「兄が出たあとに私がアカデミーに入ったんです。中1の当時はアカデミーに15人ほどいましたが、今は私一人しかいません(笑)。ゴルフやるなら絶対にプロになろうって思いました」。

つまり、現状では良郎氏の最後の教え子がこの浅田というわけだ。

「横峯(良郎)さんとは約1年前からはほぼつきっきりで、毎日一緒に練習するようになりました。『(打つときに)ボールを見るのではなく、クラブがボールに当たる瞬間をしっかり見なさい』とよく言われます」。

今年1〜2月には海外で横峯さくらと一緒に合宿もこなし、多くのことを学んで日本に帰ってきた。
「私、ミスショットしたらふてくされてしまうので(笑)、さくらさんからは失敗しても平常心でいることの大切さを学びました」。

今日のラウンドでは良郎氏にキャディをしてもらったのも初めての経験だった。

何もかも初めての経験。緊張もするだろうが、今は楽しくてしょうがないだろう。浅田は「コースのことはほとんど任せっきりでしたが、とにかく明日からは一つでもたくさんバーディをとって順位を上げたい」と予選通過を目指す。

<ゴルフ情報ALBA.Net>