<バルスパー選手権 2日目◇10日◇イニスブルック・リゾート(7,340ヤード・パー71)>

「ガチャガチャでした。苦しかったですねえー…(笑)」2日連続の耐えるゴルフに苦笑いを浮かべるばかりだ。「バルスパー選手権」の2日目。初日2アンダーの24位タイにつけながらショットへの不安を口にしていた石川遼は、この日もショットに苦しんで2バーディ・4ボギーの“73”でフィニッシュ。スコアを落としながらトータルイーブンパー52位タイで何とか予選通過は果たし、模索を続けながら週末の戦いに挑む。

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この日は序盤からボギーが先行し一時は1オーバーまでスコアを落とす乱調。中盤9番、14番と2つのバーディで何とか盛り返したものの、フェアウェイキープ率は46.15%、パーオン率は33.33%という数字は「これ以上良いスコアでまわれないような内容」と浮上を望めるものではなかった。

「自分で右にいったと思ってたらまっすぐいったり左いったとおもったらまっすぐいったり…良い感触かなとおもったら右だったり左だったりと。そこのズレ。自分のスイングを信頼できずに打っている」。今年はフェースローテーションを抑えた新スイングに取り組んでいるが、ボールをコントロールできない。

14番ではグリーン方向に木がかかる約140ヤードの3打目をスライスをかけてバーディにつなげる一打も見せたが、「左に外してもいいっていう感じで打ったんですけど、思ったより右にいってラッキーって感じ」と会心の一打とは言えない様子。原因は自身の中でつかめてはいるものの「できた時に良い球がでていないから難しい」と悩みは深かった。

ともあれ、苦手コースで何とか予選は通過して週末2ラウンド戦うチャンスを得た。「自分で甘くなっているところがあるから、直していかないと」。サインの列にペンを走らせると足早に練習場に向かった。


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