<ダイキンオーキッドレディス 2日目◇3日◇琉球ゴルフ倶楽部(6,617ヤード ・パー72)>

国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の2日目。この日のベストスコアをたたき出したのは、QT組の川岸史果。8バーディ・1ボギーの“65”で、トータル2オーバーからトータル5アンダーまで伸ばし首位タイに浮上。“怪物”と呼ばれた飛ばし屋・川岸良兼の次女が、大きなインパクトを残した。

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4度目の挑戦となった昨年7月末のプロテストは、最終日の猛チャージで滑り込み合格。3日目を終えて、圏外に位置していたが、この日と同じスコア“65”で7位タイに浮上し、念願のLPGAの会員に。そして12月に行われたファイナルQTで26位となり、今季はほぼ全試合に出場できる資格を得た。

ツアー本格参戦初年度の開幕戦でビッグスコアを出したが、万全な状態で挑んでいたわけではない。高校2年時の修学旅行中に起こった右足首骨折のアクシデントを起因とする関節内遊離体(関節ネズミ)の除去手術を12月に行い、球打ちが出来たのは1月後半。コースラウンドは2月中旬からのスタートとなり、今大会は「様子見と思って入ってきた」のだが、平均飛距離260〜270ヤードのドライバーショットを武器に優勝争いに絡んできた。

日本大学高校時代は松森彩夏と同級生。当時は川岸のほうが有名だったが、現在では松森はツアーで1勝を上げ、高い注目を受ける選手となっている。また同年代の鈴木愛はすでにメジャー2勝。「私はやっとプロテストに受かっただけ。悔しいですけど、上手いところを見せられて、練習に力が入りましたね」と刺激を受け、自身の成長の糧としている。

父から受け継いだものは「飛距離と胃袋(笑)」だけで、ゴルフの直接的な技術面のアドバイスはいままで一切受けていない。「川岸良兼の娘といわれますが、(父が)川岸史果のお父さんと言われるようにしたい」と大きな野望を持っている。そのためにはツアーでの勝利は必須。このチャンスをものにできれば、父との立場を逆転できる大きな一歩を踏み出せる。

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