米国を訪問中の安倍晋三首相は現地時間11日(土)、ドナルド・トランプ米国大統領と共にかねてから予定されていたゴルフをプレー。午前中には「トランプナショナル・ゴルフクラブ・ジュピター」でアーニー・エルス(南アフリカ)も参加して18ホールをラウンド後、午後は大統領専用車で30分ほど移動して「トランプインターナショナル・ゴルフクラブ・ウエストパームビーチ」を9ホール回った。

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ゴルフアナリストのアンディ和田氏は、午後のラウンド場所となったトランプインターナショナルGCで現場を目撃し、安倍首相、トランプ大統領のゴルフ外交を「とてもフランクな感じだった」と振り返る。「車でやってきて、メンバーと同じビュッフェで普通に食事をしていました。メンバーとの写真撮影やサインに応じたり、和やかな雰囲気でしたね」。メンバー用のロッカーには「WELCOME PRIME MINISTER SHINZO ABE」のプレートが掲げられていた。

食事後2人はバックナインをプレー。長く米国女子ツアー最終戦である「ADTツアー選手権」の舞台だったこのコースは、アップダウンにハザードが効いた難コース。トランプ大統領がティショットでフィニッシュを崩して池に入れる場面もあったが、「グリーン上では頻繁に声を掛け合うなどコミュニケーションを積極的にはかり、ラウンド後もクラブハウス内のバーで会話をかわしていました(アンディ氏)」。

一方、終始和やかな2人のゴルフとは対照的に、周囲はやはりいつもとは違った雰囲気があった。コース内はシークレットサービスも私服で勤務していたが、コース周辺の警備はやはり厳重。ラウンドには複数台のゴルフカートが続くなど通常ではありえない状況で、ゴルフクラブではなさそうな大きな荷物が複数積まれていた。

「トランプインターナショナル・ゴルフクラブ・ウエストパームビーチ」は2,000万から2,500万の入会金が必要とされる厳重なメンバーシップ。フロリダではもちろんトップクラスの高級コースで、就任前からトランプ大統領のお気に入りだ。メンバーによるとトランプ大統領は「飛距離は出るし、パッティングは上手い。アプローチはちょっとだけど(笑)チップのはずみはいい」。

日米両首脳がゴルフするのは、安倍首相の祖父・岸信介首相とアイゼンハワー大統領がプレーして以来。ラウンド後は2人そろって大統領専用車に乗り込んでコースを後にした。27ホールに及ぶゴルフ外交の成果はどんなものだっただろうか。

<ゴルフ情報ALBA.Net>