2016年も多くのドラマが生まれた国内女子ツアー。今となっては忘れている大会、1打はありませんか?今シーズンが始まる前に、ひと月ごとの優勝コメントと共にプレーバック!今回は8月を振り返ります。

笑顔がはじける!笠りつ子特選フォトギャラリー
初戦となった「meijiカップ」には横峯さくらが2016年日本初参戦。「出るからには優勝したい」と臨んだ横峯だったが結果は14位タイ。「もっといいプレーを見せたかった」と嘆いた。変わって優勝したのはイ・ボミ(韓国)。ツアー史上最速となる出場14試合での1億円突破のおまけつきだった。

「(先は今季初めてトップ10以内に入れなかったことについて)トップ10記録のプレッシャーもあってゴルフが楽しい感じじゃなかった。今週は北海道のおいしい食べ物でリフレッシュしながらプレーすることができました」と安どの表情を浮かべた。

続いて避暑地軽井沢に舞台を移して行われた「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」ではNECと所属契約を結ぶ原江里菜が盲腸に。それでも予選を突破して3日間戦い抜きホステスプロとしての重責を果たした。また、2日目にはキム・ハヌルが12番でホールインワンを達成して史上初となるシーズン3個目のエースを奪った。

そんな様々なことがあった大会を制したのは熊本出身の笠りつ子。「今は自分に集中しているし、熊本の人たちは強いからみんな前を向いていると思いますが、良い報告ができるのは嬉しいですね。今日は周りに関係なく、とにかく自分のゴルフをしようとプレーした結果だと思います」。途中にあるスコアボードを一切見なかった結果、自分が優勝したと分かったのはホールアウトした後だった。

リオ五輪女子ゴルフの裏で行われた「CAT Ladies」は首位を走っていたイ・ボミ(韓国)が一時は2位以下に3打差をつける独走も、全美貞(韓国)、大江香織の今季優勝者の3人が争うプレーオフに。メンタル的には難しい状況だったが、18番パー5で行われた1ホールの3打目を1mにつけてあっさりと勝負を決めた。

「バックスイングでのトップポジションが定まらず、不安もある中でのプレーでした。最後のプレーオフは30分でいいから集中しようと頑張りました」。優勝が決まった後には大会を支えたボランティアから“ハッピーバースデー”の大合唱。「本当に忘れられないです」という本人の言葉どおりの最高の誕生日となった。

北海道3連戦初戦となった「ニトリレディス」。昨年覇者であるボミには史上最速となる20勝の他、出場試合3連勝、そして大会連覇と様々な記録がかかっていた。周囲の期待に応えるかのように上位をキープし、3日目に首位に立ち王手をかけた。だが、そのボミにストップをかけたのは笠。プレーオフまでもつれた激戦はボミに2戦2勝の笠が2ホール目にバーディを奪いピリオドを打った。

「ボミだから“今まで以上の力を出さないと”という気持ちもあったけど、とにかく(難しい)コースとの戦いだと思って特別な意識はしなかった。日本ツアーだからやっぱり日本人でもっと盛り上げたい」。この月に2勝を挙げた日本屈指のショットメーカーが女王争いに名乗りを挙げた。

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