2016年も多くのドラマが生まれた国内女子ツアー。今となっては忘れている大会、1打はありませんか?今シーズンが始まる前に、ひと月ごとの優勝コメント共にプレーバック!今回は6月を振り返ります。

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リオ五輪出場を目指す昨年覇者・大山志保が右肩痛のため無念の欠場というニュースが初日に踊った「ヨネックスレディス」は大会コースレコードで首位発進を見せたポラニ・チュティチャイが2年ぶりの優勝を目指す上田桃子をプレーオフで退けて日本ツアー初勝利を飾った。

アリア・ジュダヌガーンが米ツアーで初優勝直後の優勝は、これから吹き荒れるタイ旋風の日本への到来を確かに予感させる勝利となった。「今はすごくほっとしています。18番ホールまですごく緊張しながらのプレーでした。これがスタートライン。これからもっともっと勝っていきたい。ずっとゴルフをしていたいです。ゴルフに対する思いは誰にも負けない」と本格参戦5年目の初Vに気を引き締めた。

日本ゴルフ発祥の地・神戸で行われた「サントリーレディス」では米撤退を発表した有村智恵が日本本格復帰を果たした。勝負はキム・ハヌルが今シーズン5度目となる首位発進を決めたものの、ムービングデーにスコアを伸ばせず。首位で最終日を迎えたカン・スーヨンがノーバーディで逃げ切り日本ツアー2勝目を挙げた。

出場予定だった「ヨネックスレディス」の前の週の日曜日に交通事故にあっていたスーヨン。乗車していた車に後ろから追突されて首を痛め、試合中以外はテーピングが必須という状態での勝利だった。「ショットのときにちょっと痛いときもあるけど、集中すると我慢できる。だから今日は何も感じませんでしたね。部屋に帰ったら(痛みが)どっとくるでしょうね(笑)」と会見で笑いを誘っていた。

続く「ニチレイレディス」ではアマチュア・勝みなみが単独首位で最終日へ。2勝目に待ったをかけたのは元世界1位の申ジエだった。「勝さんがトップにいますが、アマチュアが勝つのはプロとして止めなければいけない」。いつも以上に気合いの入ったプレーを見せると、「逆転する気持ちはつねに持っていました。今日は風もある予報だったし、アマチュアの攻め方よりプロの経験値のほうが勝ると思って臨みました」と経験の差を見せつけて逆転勝利。最強アマの前に立ちふさがるとともに、史上3人目となる3連覇を達成した。

「長い1日でしたが、集中していたおかげで試合が終わってもまだ終わっていないような感じです。(試合後、勝みなみに声をかけなかったが)目と目があってテレパシーではないけど、言葉はかけられたと思います」とラウンド後は最強アマにジエなりの激励を送った。

春の総決算「アース・モンダミンカップ」は昨年覇者のイ・ボミが初日から絶好調。首位タイスタートを決めると、一度はペ・ヒギョンに抜かれたものの3日目にあっさり奪首。2位以下に5打差をつける完勝劇で連覇を飾った。

「最近パッティングで迷いがあったので、今週は“ここ”と決めたらそれを信じて打つようにしました。私の身体をケアしてくれるトレーナーさんがいて、スイングは先生(師匠のチョ・ボムス氏)が見てくれるし、クラブは本間さんが自分に合ったものを作ってくれる。コースの中ではキャディさんが助けてくれる。私はただのロボットです(笑)ロボットだけど、その人たちのために頑張りたいと思うし、頑張れていると思います」と笑顔で前半戦を締めた。

これで女子ツアーは一週間のオープンウィークへ。前半戦を終えた時点で賞金ランク首位はイ・ボミ(93,913,332円)。2位に申ジエ(77,205,000円)、3位にキム・ハヌル(63,736,666円)と同郷で同級生の3人がトップ3で折り返した。

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