今季のメジャー覇者と米ツアーで活躍した選手たちのスイングを、プロコーチの鶴見功樹氏が解説。アマチュアでも参考になる点があるのだろうか。

【連続写真】“つかまったフェード”がローズの強さを生み出す
112年ぶりにゴルフが五輪競技に復活。3人目の金メダリストとなったのは、ゴルフの故郷・英国出身のジャスティン・ローズ(英国)だった。

ローズは191センチと長身の選手。「ゴルフでは通常、背の高い人ほどスタンスは広くなります。細身で長身なので、ブレないように」ワイドスタンスが第一の特徴だ。そして「彼は完全なフェードヒッター。しかし、注目してほしいのは腕のローテーションはしっかり使っているところですね。インパクトの時は若干フェースは開いてるかもしれないけど、しっかりとクラブのトウ先は回っている。これがパワーフェードを生み出しています」。安定感のある“つかまったフェード”を打てるのがローズの強みだ。

「球を飛ばすためにはローテーションが必須なんです。もし、フェースを返さずにトウ先とヒールを同じように前に出すとヘッドスピードは絶対に上がりません」。フォロースルーではしっかり腕をローテーションさせてヘッドを回す。球がつかまらない、飛距離不足にお悩みの方は意識してみたほうが良さそうだ。

なお、ローズはダウンスイングで少し首を右側に倒すが、「背の高い人はアップライトになりやすい。オンプレーンにしやすいように首の位置を少し寝かせて後ろから見つめるようにしながら、目線をずらしてインサイドに入れようとしているのだと思います」。こちらは長身な人以外はマネする必要はなさそうだ。

解説・鶴見功樹(つるみこうき)/1966年4月18日生まれ。東京都出身。99年に英国PGAメンバーに。02年に日本人初の英国PGAクォリファイプロフェッショナルを取得。04年より大山志保と師弟関係を結び、06年には賞金女王に育て上げる。今日までに指導した生徒数は10,000人を超え、現在も日本におけるただ一人の英国PGAプロフェッショナル。東京都港区三田でインドアゴルフスクール「鶴見功樹ゴルフアカデミー」を主宰。

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