2016年の主要トーナメントも終了し、今年も残すところあとわずか。毎年恒例の編集部が選ぶツアーごとの10大ニュース、最後は国内女子ツアーです。畑岡奈紗の史上初アマチュアでのメジャー制覇、イ・ボミの2年連続賞金女王など今年も多くのトピックが日本ゴルフ界を彩りました。

年末大特集!女子プロのオフショット写真を大量公開中
1:畑岡奈紗アマチュアとして初の公式戦優勝 日本女子ツアー史上最年少プロが誕生
「日本女子オープン」で畑岡奈紗が史上初となるアマチュアでのメジャー制覇を達成。畑岡はこの優勝後、プロ転向を表明。宮里藍の18歳110日を上回る日本女子ツアー史上最年少プロが誕生した。

2:イ・ボミ2年連続の賞金女王など3冠
イ・ボミが2年連続となる賞金女王とLPGAメルセデス最優秀選手賞、平均ストローク1位の3冠を達成。獲得賞金額こそ史上最高額を記録した昨年を下回ったが、平均ストローク70.0922は史上最少記録。夢の60台にあと一歩と迫る強さだった。

3:13年賞金女王・森田理香子がシード喪失
2013年に賞金女王に輝いた森田理香子だが今季は大スランプ。出場33試合中、半分以上の18試合で予選落ち。トップ10以内は終盤の「富士通レディース」の6位タイだけで、60台でのラウンドも今大会2日目を含めて4度のみと賞金ランキング50位以内に入れずシード権を喪失した。またファイナルQTの順位は79位。レギュラーツアーへの出場試合は限られるため、来季はステップ・アップ・ツアーが主戦場となる。

4:笠りつ子が躍進!自身初1億円突破&賞金ランク日本人最上位に
これまで賞金ランク10位が最高位だった笠りつ子が大躍進。「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」、「ニトリレディス」で2勝を挙げただけでなく、常に上位で戦い獲得賞金は自身初となる1億円を突破。賞金ランク3位は日本人最上位だった。笠自身は躍進の要因について「熊本地震が起きてから当たり前の日常が来るのが当然ではないと思うようになった。その分、今の状況を楽しまないと、と前を向くようになった」と話している。

5:申ジエが史上3人目の3連覇を達成
「ニチレイレディス」で申ジエがローラ・デイビス(イングランド)、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)に続く史上3人目の3連覇を達成。17年シーズンでは「ダイキンオーキッドレディス」でテレサ・ルー(台湾)が、「アース・モンダミンカップ」と「伊藤園レディス」でボミが3連覇に挑む。またジエが4連覇を達成するとアニカ(5連覇)に続く史上2人目の記録となる。

6:熊本地震によりKKT杯バンテリンレディスが開催中止
「KKTバンテリンレディス」の開幕を前日に控えた4月14日21時26分に熊本県を震源とするマグニチュード6.5の地震が発生。主催者と日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は地震発生後に初日の競技中止を発表、その後被災地の状況も考慮に入れて中止を決定した。翌週開催された「フジサンケイレディス」で大山志保が優勝賞金を全額熊本に寄付したことも大きな話題となった。

7:福嶋浩子が初優勝を挙げてツアー史上初となる姉妹優勝
「サイバーエージェントレディス」で福島浩子が初優勝を挙げて、史上初となるツアー姉妹優勝を達成。「姉がらみでも自分の名前が残るのは嬉しいですね。彼女の背中をずっと追ってきた。ようやく足元が見えてきたかな(笑)」と笑顔を見せた。次にこの記録を達成しそうなのは堀奈津佳・琴音姉妹。姉・奈津佳はすでにツアー2勝、琴音は初優勝しそうな若手最右翼。いつ2組目となってもおかしくない。

8:香妻琴乃ら人気選手も苦戦
端正なルックスで人気の高い香妻琴乃だが、今季は序盤戦から予選落ち続きで中盤戦以降はトップ10入り3度があったものの、終盤戦5試合で4度の予選落ち。賞金ランク50位以内に入ることができず15年から2年守り続けたシードを手放した。また、ファイナルQTでも44位とほぼフル参戦が可能となる35位以内に入ることができず、来季のレギュラーツアー出場は限られる位置となった。

9:表純子200試合連続出場達成
ゴルフ界の鉄人・表純子が「ゴルフ5レディス」で前人未到の200試合連続出場を達成。大好きなビールでキャディを務める夫・広樹氏と共に祝杯を挙げた。今年は「富士通レディス」終了時の賞金ランクが36位と、35位以内に与えられる「TOTOジャパンクラシック」を逃し記録が途切れる可能性もあったが、上位の選手が欠場したため繰り下がりで出場。最終戦まで出場し、212試合まで記録を伸ばしている。

10:68打罰、投げた球が池ポチャ…「伊藤園レディス」2日目に珍事連発
11月に開催された「伊藤園レディス」2日目に珍事が連発した。まずは上原彩子。追加ローカルルールの“リフト&クリーン”の処置を誤ったため、初日のスコアに68打罰をかされることになった。141ストロークは1988年以降のワーストストローク記録。また、同日、松森彩夏がマークした球を拭いてもらおうとキャディに投げてボールを渡そうとしたが、キャディはそれに気づかずにボールはグリーン脇の池ポチャ。結局ボールは見つからず2打罰がかされることとなった。

<ゴルフ情報ALBA.Net>