<ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇4日◇東京よみうりカントリークラブ(7,023ヤード・パー70)>

国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」最終日。最終組で回った池田勇太は1打差で惜しくも優勝は逃したものの、賞金王に輝いた。自身初となるNo.1の座に輝いたが、今季の満足度は「中の上です」と“池田節”の厳しい採点をつけた。

いよいよ決定!日本ツアー最強は誰だ?
最終18番で同組のパク・サンヒョンが劇的チップインバーディでトータル13アンダーフィニッシュ。12アンダーとしていた池田は5メートルのバーディパットを沈めればプレーオフに持ち込めたが惜しくもカップを外れ、終戦。賞金王戴冠の晴れ舞台に勝利の花を添えることはできなかった。

2010年以来の年間複数回勝利となる3勝に、2位フィニッシュが6度で年間獲得賞金2億円突破での戴冠。結果だけ見れば最高の1年となるが、本人の思いは違う。

「賞金王は自分のために動いてくれたスタッフやクラブメーカー、応援して頂いた方への感謝を示せたと思います」と周囲への感謝を述べたが、「周りから“良くやった”といってもらえるのはいいことですが、自分で言ったら終わりだと思っています」。“やっと獲れたという気持ち”と“まだまだ勝てたという気持ち”が混在する。

「プロは勝ってなんぼ。(今季は)2位が6度もある。うちじゃあ2位もビリも一緒。それを祖父に言われていましたし、それがオレの考えですから」。

昨年5月に他界した、ゴルフを始めるキッカケを作ってくれた祖父・直芳さんは「勝ったときしか褒めない。「ブリヂストンオープン」2連覇したときは“良くやった”と言ってくれました。(墓前に報告したら)一瞬は喜んでくれるとは思うし“良くやった”の一言は欲しい。でもすぐに厳しい言葉が返ってきます。「日本シリーズ」で負けたことをブツクサ言われると思いますよ」と語って笑わせたが、アマチュアの頃から一貫した姿勢は賞金王を手にしても変わらない。

年間の勝利数“3”は賞金ランク2位の谷原秀人、賞金ランク3位のキム・キョンテ(韓国)のタイ記録だけに「最多勝での賞金王が“上の上”です。これをずっと目指しますよ」。“100点満点の1年ではなかった”という後悔はさらなる高みを目指す上でのモチベーションになる。

【最終結果】
優勝:パク・サンヒョン(-13)
2位T:キム・キョンテ(-12)
2位T:池田勇太(-12)
2位T:小平智(-12)
5位:谷原秀人(-11)
6位:石川遼(-8)
7位T:セン・セショウ(-7)
7位T:武藤俊憲(-7)

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