<カシオワールドオープン 最終日◇27日◇Kochi黒潮カントリークラブ(7,315ヤード・パー72)>

喜び半分、悔しさ半分。国内男子ツアー「カシオワールドオープン」は降雨によるコースコンディション不良のため最終ラウンドが中止となり、54ホールの短縮競技となった。3日目までのスコアで順位が確定し、トータル12アンダーで2位につけていた正岡竜二が自身最高位フィニッシュを決めた。

今季3つ目のカップを掲げる池田勇太
加算賞金額は75%ととなったものの、正岡の賞金ランキングはシード圏外から88位から一気に来季のフル参戦権となる第1シード圏内51位にジャンプアップ。土壇場でシード確保を決めた。ただ、1打差で迎える最終日。「またとないチャンスだったので勝ちたい気持ちも半分」と戦うチャンスが失われたことには本音もポロリとこぼした。

それでも、この1戦で手にしたものは果てしなく大きい。「昨日の夜は4位以内に入れば第1シードに入るとか考えていた。(シードは)僕よりも家族が喜んでいると思う。来年はVISA(太平洋マスターズ)も(ダンロップ)フェニックスも出られるのでしっかり準備して優勝争いをしたい」。来季のことを語れるのもシードを確保したからこそだ。

大学の後輩ながら正岡の“師匠”とも言える存在となっている池田勇太も自身の今季3勝目と共に先輩のシード入りを喜んだ。「竜二さんが一番ほっとしているんじゃない?僕も一安心したのが素直な気持ち。来年はこんなこと(シードギリギリ)にならないようにさせなきゃいけないと思いますね」と目を細めていた。

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