<ISPSハンダワールドカップ・オブ・ゴルフ 3日目◇26日◇キングストン・ヒースGC(7,111ヤード・パー72)>

初日から順番を変えて臨んだ2度目のフォアサム。初日は松山英樹が奇数ホールでティショットを担当したが、この日は石川遼が奇数、松山が偶数ホールのティショットを打った。

スタート前に円陣を組み気合を入れる日本チーム
この変更は石川が提案したもの。パッティングの状態が良くない松山は一度は「パーパットを打つことが多くなる」と反対したが、「ショットの安定している英樹がつけて、ボクが入れたほうがスコアが出るのではないか」という石川の意見を受け入れた。

やはり交互に打つのはリズムが取りづらく、前半ではスコアを1つ落としてしまう。しかし、5番と6番では“松山がつけて石川が入れる”という作戦がハマり連続バーディを奪取。後半も13番、14番パー5で松山がチャンスをメイク、石川が入れて2度目の連続バーディ。初日、スコアを1つ落として終えたフォーマットでこの日は1つスコアを伸ばすことができた。

日本チームはトータル7アンダーでフィニッシュ。順位を8位タイから4位タイに上げたが、2日目に爆発的にスコアを伸ばしたデンマークチームが3日目もトータル14アンダーまで伸ばしてきた。首位とは7打差、簡単に追いつける差ではなく通常のストロークプレーでは、上が落とさない限り優勝の可能性はかぎりなくゼロに近いだろう。

しかし、「明日はもう50台めざして頑張ります」(松山)、「そういうことで」(石川)「ホールアウトしてすぐに2人で話したんです」(松山)。2日目にデンマークがマークした“60”よりも好スコアを目指すという。「ちょっと厳しい数字だけど、2人が噛み合えばまだ可能性はある」(松山)。1人では追いつけないが2人でなら、最後の最後まで勝利の栄冠を諦めることはない。


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