<ISPSハンダワールドカップ・オブ・ゴルフ 事前情報◇23日◇キングストン・ヒースGC(7,111ヤード・パー72)>

今週開催される「ISPSハンダワールドカップ・オブ・ゴルフ」のプレスルームには、日本と深い関わりをもつゴルフジャーナリストがいる。ブルース・ヤング氏、尾崎将司が海外で唯一勝利した試合、1972年の「ニュージーランドプロゴルフ選手権」でキャディを務めた人物だ。

どこか寂し気な背中 ジャンボの来シーズンの去就は果たして?
ヤング氏はグラハム・マーシュ(オーストラリア)のキャディとして日本にも2年間滞在。1999年にマーシュのコースデザイン会社を辞め、ゴルフジャーナリストに転身。インターネットや雑誌、ラジオ、テレビなどで活躍している。

ヤング氏は日本ツアーの動向なども毎週欠かさずチェック、松山英樹のことはアジアアマ選手権で勝って以来注目しており、「日本人初のメジャーチャンピオンになると思う」と評価。この日行われた会見でも松山に「君がメジャーに勝つと日本ゴルフ界にどんなインパクトがあるか」と質問していた。なお、松山は「日本のゴルフ界を変えることができると思う。そのために練習をしている。早くその日が来てほしい」と回答していた。

ヤング氏は今大会の注目選手は今季欧州ツアー4勝を挙げているスウェーデンのアレックス・ノレンと松山だと言い、「英樹はアジアアマから4年で世界ランクトップ10以内に入ってきた。パッティングの技術の向上が大きいと思うが、それ以上に松山はメンタルの強さがすごい。タフな競争者だ」と太鼓判。また、ケガが完治した石川についても「日本で勝っているし、調子は上がっていると思う」と評した。

若い頃のジャンボは「本当にロングヒッターだった。あと、パッティングも上手かった」という。時代が違うため、松山との比較は難しいが「才能は同じくらいあると思う。でも、外に出て戦っている分、英樹のほうが強いのでは」と話していた。

先週のダンロップフェニックスで尾崎は「重大な局面に立たされている。オフにゆっくりと考えるよ」と意味深なコメントを残した。そのことを伝えると、「1日で棄権することも多いみたいだし、彼ももうすぐ70歳だろう?いい潮時ではと思う」とコメント。ニュージーランドプロゴルフ選手権の優勝が、キャディとしてはキャリア初の勝利。「いい思い出になっている」と44年前を思い出しているのか、少し遠い目をしていた。

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