<ダンロップフェニックス 3日目◇19日◇フェニックスカントリークラブ(7,027ヤード・パー71)>

 ようやくお目覚めだ。世界ランク22位の海外招待選手ジャスティン・トーマス(米国)が7バーディ・1ボギーの“65”でトータル11アンダーの2位に浮上。最終日は同じく招待選手のブルックス・ケプカ(米国)と4打差を追って逆転優勝を狙う。

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 序盤はあっという間にリーダーボードのトップに名前を載せた。1番でバーディを奪うと、3番、4番と連続バーディとして浮上。雷雲接近による1時間10分の中断を挟んで7番、10番、11番とさらにスコアを伸ばして爆発力を見せつけた。14番はラフからのセカンドをグリーン左手前バンカーに入れてボギーとしたものの、最終18番パー5をバーディとしてケプカを追う1番手の座をキープした。

 注目された海外招待選手の中では比較的静かな予選ラウンドを過ごしたが、「2日間は時差ボケのせいにしたい気持ちもあったよ(笑)移動して14時間の時差の中いきなりスッキリとプレーするはなかなか難しいからね」。初日“69”、2日目“68”とした2日間は、どうやら試運転。「コースに慣れてきたというよりは、自分のパフォーマンスが上がってきた。オフに取り組んだスイングの調整も良くなってきたよ」。

 今大会3日間で平均飛距離は同じく飛ばし屋として知られるケプカをしのいで1位。だが、そのロングゲームを下支えするのは確かな精度のショートゲームでもある。3日間の平均パットは7位タイ、パーキープ率は4位タイという好成績がそれを物語る。

 トーマスが使用する4本のウェッジに刻まれているのは“RADAR(レーダー)”という5文字の刻印。「狙った的を外さない」トーマスの愛称でもあるという言葉通り、この3日間は正確なショットを刻み続けてきた。「ブルックスがどうというより、明日は自分のやれることをやる。良いパフォーマンスが出来ればいい」。狙いを定めるターゲットは目の前のカップだけだ。

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