<樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 事前情報◇27日◇武蔵丘ゴルフコース(6,580ヤード・パー72)>

 国内女子ツアー「樋口久子 三菱電機レディス」が明日28日(金)に埼玉県の武蔵丘ゴルフコースを舞台に開幕する。弊サイトの連載、『辻にぃ見聞』でお馴染みプロコーチの辻村明志氏が今大会の展望を語った。

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 試合のキーポイントとなるのは高速グリーン。「今週は久しぶりにグリーンが仕上がってます。今年一番の仕上がりかもしれないです。上から3メートルが下に3メートルオーバーすることもあるでしょう。グリーンの周りは刈り込まれていますし、このグリーンをどう攻めるかが勝負です。基本はとにかく下につけること。今週は何ホール下につけられるか、です。タッチの安定感が大事です」。ここ3ヶ月間はグリーンが重い試合が多かったが、今週はスピードが出ている。このグリーンへのアジャストが大事なポイントだ。

 速さに加え、硬さも難易度を大きく上げている要素。「柔らかければ下につけるのは容易でしょう。しかし、この硬さだとミスをすれば上に“行ってしまう”こともあるでしょうね。そういった場合にどう対応するかも重要です」。硬く仕上がった高速グリーン、ショットとパットの真の力が試される。

 また、グリーンの他に注意すべき点は“風”。「ホール間に谷間があり、風が回りやすくなっています。風のジャッジも勝負の重要なキーポイントです」。コースは比較的広いので、ティショットはそこまでプレッシャーはかからない。しかし、グリーンは硬く仕上がっているので、セカンドショットのクラブ選びは慎重にする必要がありそうだ。

 辻村氏の優勝予想は「1日4アンダーで12アンダーぐらいでしょうか。このコースではパー5でいかに伸ばすかが大事。優勝争いに加わるにはいかにパー5を制するかがカギとなります」。高速グリーンと風を制し、レジェンドの名前を冠した試合を制するのは誰か。来週のTOTOジャパンクラシックや最終戦は出場者が限られるため、多くの選手にとってはこの試合を含め残り3試合。賞金女王やシード権争いも佳境に入り、ツアーはこれまで以上に“熱”を帯びてくる。

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