<ブリヂストンオープン 最終日◇23日◇袖ヶ浦カンツリークラブ・袖ヶ浦コース(7,119ヤード・パー71)>

「最終日は実力で勝てたと思います。毎年全体的にレベルアップができている」。

国内男子ツアーを特選フォトでプレーバック!
  国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」最終日に3打差を逆転し、今季初勝利を挙げた小平智。上位陣が伸び悩むなか、後半12番からの連続バーディでトーナメントリーダーに躍り出るとそのまま逃げ切って、初優勝から4年連続勝利となるツアー通算4勝目を手にした。

 「少しでも松山や遼に近づけるように頑張りますので応援宜しくお願いします」と語った優勝スピーチからわかるとおり海外志向の強い27歳は、今大会の優勝で「WGCブリヂストン招待2017」の出場権を手にした。「リベンジをしたい。あの頃よりも技術は上がってきているし、自分の実力を確かめるいい舞台になると思った」と出場権獲得のためモチベーションが高かったという。

 2013年の同大会ではを4日間戦い、65位タイで終えたあとに「自分の技量じゃまだまだ闘えない。23歳でこの場に立てたことは幸せ。この経験を日本ツアーで活かしてまたここに戻ってきて、今度はアンダーで回りたいですね。日本ではロングアイアンを打つ機会が2〜3回、でもこっちではその真逆でショートアイアンを打つ機会が2〜3回。日本と真逆ですよね。日本の選手は普段そういうのはやっていない。そこをどんどんやっていかないと通用しないですね」と話していたが、悔しさを忘れず、普段の練習から“海外仕様”を目指して課題に取り組んでいた。

 「“ロングアイアンが下手なんだな”と。いまは練習ラウンドでも距離のあるパー3で意識したり、芝から打てる練習場でもロングアイアンを打つ回数が多くなった」と練習量を増やし、今季は「全英オープン」参戦のために60度のウェッジを用意し、継続して使うなどスイング面からギア面まで日々成長を目指している。

 先週の「日本オープン」では3日目に松山とツーサムラウンド。「口では言い表せないですが、凄いと感じる部分があった。ちょっと違うなと…」と世界のトッププロと凌ぎを削る“怪物”から直接刺激をもらったことも大きい出来事だろう。

 「4年連続で勝つことができていますが、年間複数回優勝しなければ。(今季残り試合でも)2勝目、3勝目が目標」。最終日も上がり2ホールでしっかりと差をつけられたなかったことを悔やんだ小平。これからも世界へ向けてのモチベーションを緩めることはない。

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