<JGTO Novil FINAL 最終日◇21日◇ザ・カントリークラブジャパン(7,247ヤード・パー72)>

47歳の賞金王誕生だ。国内男子下部ツアーチャレンジトーナメント最終戦「JGTO Novil FINAL」は千葉県にあるザ・カントリークラブジャパンで最終ラウンドを行い、賞金ランキング1位で今大会を迎えた塚田好宣がトータル4アンダーの9位タイでフィニッシュ。50,600円差の2位だった丸山大輔を突き放して初の賞金王戴冠を果たした。チャレンジ賞金王には来季1年のレギュラーツアー出場権が与えられる。

“石川遼のチャレンジ”を制した塚田好宣 動画ハイライト&インタビュー
今季は開幕2戦目の「富士ホームサービス チャレンジカップ」で早々にチャレンジ制覇を果たすと、前半戦はレギュラーツアーとも掛け持ちをしながら精力的に下部ツアーにも出場した。レギュラーでは現在賞金ランク132位と厳しい位置だったこともあるが、「この先はチャレンジに出ないかもと思った」と終盤戦は下部ツアーでの賞金王に照準を合わせた。2週前の「石川遼 everyone PROJECT チャレンジ」で今季2勝目。続く「太平洋クラブチャレンジ」では丸山大に優勝をさらわれたものの、しびれる最終戦でベテラン同士の争いに決着をつけた。

「足掛け2年くらいやってきたことが身についてきた。ライザップも行ってトレーニングして、スイングも直したりとかして、2013年に優勝した時よりゴルフの感じは良い」。47歳ながら精力的に自身のゴルフの改革に努めてきた成果が、確かに表れている。「今日も最後(打ち下ろしの18番ホール)320ヤードくらい飛んでいたし、数字でわかるのがうれしい」。トレーニングと共に炭水化物の摂取量を制限するなど、食事も制限して体重も10キロ減。好きなお酒はちょっとやめられないが、「やせていた昔に近い感じで体が動くようになってきた」とうなずいた。

チャレンジトーナメントに本格参戦したことで「若い選手に刺激もらえたのも良かった」という。平均飛距離だけならレギュラーツアーを上回るイキの良い若手達にまじってゴルフをする日々は、塚田にとっても大きな活力となった。「来週はマンデー(マイナビABC選手権)に行って、カシオ(ワールドオープン)も出れるので、ホッとして気分良くなったところで良いことないかなと。今年はチャレンジがメインであんまり稼いでないので、ツアーで成績を出したいですね」。充実感を満面に浮かべた賞金王。新たな肩書と共にシーズン最後まで駈け抜ける。

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