<NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 初日◇20日◇マスターズゴルフ倶楽部(6,523ヤード・パー72)>

 兵庫県にあるマスターズゴルフ倶楽部を舞台に開幕した「マスターズGCレディース」で、直近3戦連続予選落ちと苦しんでいた上田桃子が4アンダーの2位タイ発進を見せた。

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 「ここ一か月思うようなプレーができていなかった」という上田は、先週のオープンウィークで猛練習を慣行。「覚悟を持って意識から大きく変えました。最近どうしても頭で考えがちで、技術的な方に行きがちだった。感覚的なものが鈍くなっていたので良くなるようにポンポンと打った」。“しっかりと振る”をテーマに、朝から晩まで1000球以上ひたすらに打ち込んだ。

 上田のコーチを務めるプロコーチの辻村明志氏はこの“しっかりと振る”ということについて「スイングというのは途中でゆるみが出たりせず、トップからシンプルに振れていることが重要。ですが、プロだけでなくアマチュアも含めて、悩みが出てくるとどうしても“気持ちよく振りたい”ではなく“どうやって振りたい”を考えてしまいがち。そうしてスイング中のどこかで“こうしたい”と考えてしまうと、その部分に角ができて変な“間”が生まれてしまいます。だから大事なのはスイング全体、つまりワンスイングで考えて、たとえ練習であっても途中で止めたりせずしっかりと振ることが必要なのです」と話している。

 上田の究極は歩いてる感じでゴルフすることだという。「今まで私は意識をしてドローをかけて、飛ばしてという感じでやっていました。調子の良い選手、スコアの良い選手は散歩するようにラウンドしている。コースを歩いていてボールに来たら、さって構えてポンって打つ感じ」。体で覚えたものを一々考えずに実行する、そんなゴルフが理想だ。

 「手ごたえのあるゴルフができたと思うけど、1ラウンドを通してみるとまだまだ60点くらい」。意識を変えての最初の18ホールは、スコア的には良かったがまだ理想とは遠い。とはいえ「今週はコーチとキャディさんと話して60点でOKと話していた」と目指す先へのファーストステップとしては合格点。「明日も今取り組んでいることをどれだけ冷静に考えずにできるかですね」。焦ることなく惑わされることなく。一歩ずつ階段を上っていく。

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