<リオデジャネイロ五輪ゴルフ女子 事前情報◇16日◇オリンピックゴルフコース(6,245ヤード・パー71)>

 いよいよリオ五輪の女子ゴルフが現地時間の17日(水)に開幕。女子は男子とは違い世界ランキング上位者がこぞって参戦。中国代表には日本のゴルフファンにもお馴染みのフォン・シャンシャンも名を連ねている。

シンプル&ストロング、フォンのスイング連続写真【計10枚】
 フォンは10歳からゴルフを始めると、中国のトップアマとして活躍。07年に米女子ツアーのQTを受験し9位に入りプロに転向。中国人プレーヤーとして初のLPGAメンバーとなった。そして、12年にはメジャー「ウェグマンズLPGA選手権」で初優勝。中国人として初の米ツアー制覇&メジャー覇者となった。

 日本ツアーでも12年の「日本女子オープン」で優勝するなど計5勝。昨年8月には日本ツアー参戦35試合で獲得賞金が2億円を突破するなど、米国、日本をはじめ世界をまたにかけて活躍している。

 身長172センチと体格に恵まれているフォン。スイングはパワフルかつ「シンプル」とは数々の海外ツアーでラウンドレポートをしてきた村口史子の弁。「特徴はベタ足、下半身がバックイングの間ほぼ不動、そして両ワキがスイング中開かずにとてもシンプルに振っています」。強靭な下半身と簡略な動きをする上半身の組み合わせで、安定したスイングからビッグドライブを繰り出している。

 今季は目立った活躍はないが、世界を股に駆けて戦うタフさと安定感の高さは他の選手には驚異だろう。大国・中国のゴルフを引っ張ってきた先駆者、116年ぶりの女子ゴルフのメダルはこれ以上ない栄誉、本気で狙いにくるだろう。

●村口史子 プロフィール
東京都出身。1990年春にプロテスト合格。1991年の「サントリーレディス」で初優勝。1999年には年間3勝を挙げ賞金女王の座に輝いた。ツアー通算7勝。2004年にツアー競技からは引退。以降は雑誌やテレビの解説、レポーターとして活躍している。

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