<ダンロップ・スリクソン福島オープン 2日目◇22日◇グランディ那須白河ゴルフクラブ(6,961ヤード ・パー72)>

 グランディ那須白河ゴルフクラブを舞台に開催されている「ダンロップ・スリクソン福島オープン」2日目。ベスト5に賞金シード選手が0人という戦いで、岩本高志が2日間ノーボギーでラウンドしトータル11アンダーの3位につけている。

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 5位タイから出た岩本は、慣れない位置での戦いに「カメラマンがきて“やべー”って緊張したりしちゃいました(笑)」とプレッシャーもあったが、「せっかくだし楽しんでやろう」と気負わずプレー。「昨日のほうがショットは良かったけど、スコアが良かったので大満足」とスコアを5つ伸ばし、首位と2打差の3位タイで決勝に駒を進めた。

 そんな岩本はトーナメントに出るだけでなく、7年前から所属するK's GOLF LOUNGEでレッスンも行っている。最初はツアープロがレッスンをやることに抵抗があったが、「怪我をしていたりしたのでそうするしか道がなかった」。だが、やってみると、その経験が試合で活きてきた。「レッスンで言ってることが実際は自分もできていなかったりするんですよ。基本的なことなんですけどね。“あっ、自分もできてないじゃん”って」。基本の繰り返しが大事、改めて感じたという。

 今季は前半戦の大体の試合に出場できるQT30位に入ったため「月2回くらいしか出られてない」。社長をはじめ、スタッフが理解して岩本の抜けた穴を埋めてくれているという。ちなみにK's GOLF LOUNGEの公式サイトでの岩本の自己紹介文は「トーナメント出場経験を活かし、実戦で役立つレッスンをしていきます」。試合に出場しつつレッスンを行うことは互いに相乗効果になっているようだ。

 41歳となった今の目標は「ありきたりですけど、お世話になった人たちに喜んでもらうこと」。岩本は活躍するたびにその人たちが自分に連絡をくれることがとても嬉しいという。だからここから目指すのは「恩返しになるか分からないけど、笑顔になってもらえるようにしたいですね。なるようにしかならないと思うけど、あと2日頑張りたい」。19年目を迎えた苦労人がみんなの期待に応えるべく戦っていく。

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