<全英オープン 3日目◇16日◇ロイヤルトゥルーン(7,190ヤード・パー71)>

 “BEEF”が世界デビューだ。体重100キロの巨体、海賊のようなヒゲにつぶらな瞳のギャップがたまらない。スコットランドにあるロイヤルトゥルーンで開催されている、海外男子メジャー第3戦「全英オープン」の3日目。イギリス・ロンドン出身の27歳、“ビーフ”ことアンドリュー・ジョンストンが、難コンディションの中1つスコアを伸ばしトータル5アンダーで4位に食い込んだ。

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 巨体が踊ったのが13番のパー4。グリーン左手前のラフからのアプローチをその風貌に似合わず?柔らかく打ち出すと、ボールはそのままカップイン。クラブを高々と掲げて喜ぶと、ギャラリーは“BEEEEEEF!”の大合唱だ。「ボールが入っていくところが見えて、ギャラリーから大きな歓声が起こった。最高の瞬間だったよ」。

 直後の14番はボギーとするも、「後半はよく耐えて、アップダウンにも対応できた。うまくパーセーブができたし、ハッピーだよ」と上がり4ホールは粘りのプレーでパーをセーブ。国際映像にも何度となく登場した“ビーフ”は、日本でもツイッターでも多くツイートされるなど、リンクスのみならず世界中のファンの心までわしづかみにした。

 ニックネームの“ビーフ”は髪質に由来する。「小さいころは天然パーマがすごくて、12歳のときに友だちに“すごい頭だな、ビーフが頭に乗っているみたいじゃん!”と言われたんだ。それ以来ビーフヘッドと呼ばれるようになって、今ではみんなにビーフと呼ばれるんだ。大好きなニックネームさ」。

 ジョンストンは欧州ツアーが主戦場で、今季は4月の「スペインオープン」でツアー初優勝を達成した。6月には海外男子メジャー第2戦「全米オープン」に出場。続けて「WGC-ブリヂストン招待」と大舞台を経験して2011年以来2度目となる全英オープンに足を踏み入れた。首位とは7ストロークがあるがともちろんあきらめてはいない。「何が起こるか分からないのがゴルフだ。最も大切なのは、明日はまず自分がベストを尽くすことさ」。最終日も“ビーフ”がリンクスをかき回す。

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