<日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 事前情報◇6日◇北海道クラシックゴルフクラブ(7,094ヤード ・パー72)>

 今年で84回目となる、「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」。プロNo.1を決めるこの大舞台は難易度の設定が重要になってくるが、この大会では新たな試みが行われることとなった。

ギザギザのレーキにより波型が刻まれたバンカー
 それが、バンカー整備スタッフを各組に配置するというもの。昨今のツアーではラフに入るよりバンカーに入ったほうが簡単という状況が見受けられる。そこで、今大会ではバンカーに入った際の難易度を上げ、ゲームに戦略性を持たせる狙いで、セントアンドリュースの全英オープンで使用しているものと同じバンカーレーキを輸入。この歯のあるレーキでピン方向と垂直に波状の起伏をいれ、難易度を上げるという。

 今大会では各組1人バンカーならしのスタッフが随行。4日間の研修を受けたボランティアスタッフがこの任に当たり、バンカーにきっちり起伏を入れる。

 昨年覇者のアダム・ブランドはこの処置に「4日間で1〜2打、バンカーに入れた時にスコアが上がるだろう」と話していた。バンカー練習場でこのレーキでならしながら練習をしていた永野竜太郎はボールを砂ごと打つグリーン周りでは「影響は少ないと思う」としながらも、「フェアウェイバンカーから中途半端な距離を打つのは難しくなる」とボールをクリーンにとらえるのが理想の状況では難易度が跳ね上がると読んでいた。

 「著しい不公平がなければ、4日間これでやりたい」とは平野浩作トーナメントディレクターの弁。スタッフ個々のならしに差がなければ、最終日までこの形が取られることとなる。

 この難易度を上げたバンカーが大会の勝敗の行方にどう影響するのか。観戦される際にはその辺りにもご注目を。

<ゴルフ情報ALBA.Net>