<ISPSハンダグローバルカップ 3日目◇25日◇朱鷺の台カントリークラブ(6,834ヤード ・パー71)>

 アルゼンチンから来た23歳が日本ツアー初参戦・初優勝に王手をかけた。2日目に首位に立ったエミリアーノ・グリッロは7バーディ・3ボギーの“67”でラウンド。スコアを4つ伸ばしトータル14アンダーで単独首位の座を守り、最終日に駒を進めた。

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 この日は3日間の中で一番強い風が吹いたが、「4年間ヨーロッパでプレーしてきたので。風に慣れなければ通用しないようなコンディションの中でやってきました」と全く意に介さずバーディ量産。最高の位置で最終日を迎え、「このポジションはポジティブに捉えています。上位のスコアは離れていないので、エキサイティングな試合になると思います」とニヤリと笑っていた。

 昨日、日本人選手との最終日最終組での優勝争いを希望していたが、その願いはかなわず。これには「残念ですね」と落胆の色をみせた。「その国に行ったらその国の選手と優勝争いしたいです。そうすればたくさんギャラリーもついてくれますし」。多くの衆目の中でプレーすることが好きだと言うグリッロ。「大勢のギャラリーに自分ができることが見せられるで」と米国をはじめ世界で戦うにはこうした“図太さ”が必須なのだろう。

 組み合わせは残念だが、「最終日にトロフイを獲得することに、モチベーションを持っていきます」とすでに頭の中は切り替えた。なおこの大会ではトロフィではなく優勝カップならぬ優勝“兜”贈呈される。「何であれ、家にもって帰って飾りたいです(笑)」、もしアルゼンチンの家に侍の兜が飾られれば、さぞ異彩を放つこととになるだろう。

【3日目の順位】
1位:E・グリッロ(-14)
2位:T・クロンパ(-13)
3位T:朴・ジュンウォン(-12)
3位T:朴相賢(-12)
5位T:太田直己(-11)
5位T:C・シュワーツェル(-11)
5位T:V・デュビッソン(-11)
5位T:B・ケネディ(-11)

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