<ISPSハンダグローバルカップ 3日目◇25日◇朱鷺の台カントリークラブ(6,834ヤード ・パー71)>

 3日間で風が一番強く、しかもここまでの2日間とは異なる風向きだった『ISPSハンダグローバルカップ』3日目だったが、昨日に“63”のビックスコアをたたき出し99位から8位に順位を上げた37歳の太田直己はこの日も6バーディ・2ボギーの“67”をマーク。4つスコアを伸ばし、トータル11アンダーで日本勢最高位の5位タイに浮上した。

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 2月にミャンマーで開催された『レオパレス21ミャンマーオープン』や、ニュージーランドで3月に行われた『BMW ISPSハンダ ニュージーランドオープン』でこの日以上の風は体験済みと話した太田。「今日は落ち着いてプレーできました」と3番から3連続バーディを奪うなど、強風の中でもしっかりスコアを伸ばしてきた。

 太田は10歳からゴルフを本格的に始めたものの、小学生時代は野球に熱中。小学校6年生の時にはピッチャーで少年野球の日本代表として活躍し、世界大会にも出場した。中学時代は野球とゴルフを並行してプレーし、ゴルフでも頭角を現し、全国規模の大会でも上位に顔を出すようになる。高校からは「プロとして息が長くできるので」とゴルフ一本に絞り、茨城の名門・水城高校に入学。3年時には「全国高校選手権団体の部」で優勝。日本体育大学進学後は『日本学生』を制するなど多くのタイトルを獲得。輝かしい道を歩んできた。

 02年にプロ転向後は2部のチャレンジツアーでは2勝を挙げているが、賞金シードを獲得したことはなく、レギュラーでは未勝利。これまでのレギュラーツアーでの最高位は14年の『ダンロップ・スリクソン福島オープン』と05年の『東建ホームメイトカップ』の7位タイだが、それを更新し、さらに初優勝のチャンスも巡ってきた。

 これまではチャンスを掴めなかったが「以前よりは技術が向上してるので、落ち着いてできると思う」。首位とは3打差、優勝争いには海外のビックネームを名を連ねているが「日本人が頑張らないとね」と臆せず自分のプレーを貫き通す。

【3日目の順位】
1位:E・グリッロ(-14)
2位:T・クロンパ(-13)
3位T:朴・ジュンウォン(-12)
3位T:朴相賢(-12)
5位T:太田直己(-11)
5位T:C・シュワーツェル(-11)
5位T:V・デュビッソン(-11)
5位T:B・ケネディ(-11)

<ゴルフ情報ALBA.Net>