<全米オープン 最終日◇19日◇オークモント・カントリークラブ(7,257ヤード・パー70)>

 首位と8打差でスタートした世界ランク1位のジェイソン・デイ(オーストラリア)は、1イーグル・2バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの“71”でスコアを1つ落としトータル2オーバー8位タイで4日間の戦いを終えた。

難コースで記憶に残る激闘!全米OPのスペシャルフォトギャラリー
 前半で1つスコアを落としたデイに、追撃ムードを呼んだのが12番パー5だった。カップまで26ヤードの3打目。アプローチは手前の花道にキャリーすると、スライスラインを描いてカップに消えた。イーグルで一気にイーブンパーに復帰すると、続く13番でもバーディで「終盤に期待をかけることができた」とアンダーパーの争いに食い込んだ。

 17番ティに来た時にデイと優勝したダスティン・ジョンソン(米国)との差は3ストロークあった。「だから狙っていくしかなかった」。打ち上げの312ヤードはワンオンも可能なパー4。果敢にグリーンを狙ったが、左のバンカーに入った。2打目を入れればまだチャンスはある。「ダウンスロープだったから高く上げようとしたけど…」グリーンをとらえられず反対サイドのバンカーに落ちた。ここをダブルボギーとして事実上逆転の可能性はたたれた。

 だが、逆転だけを見て果敢に攻めた選択に悔いはない。「あそこでレイアップしていては勝てない。初日に6オーバーと出遅れたあと、取り戻そうと必死で戦って勝つチャンスのある所まで来た。残念ながら届かなかっただけだ」。ジョンソンの感動的なメジャー初優勝の中でも、世界ランク1位の存在感が薄れることはなかった。

<ゴルフ情報ALBA.Net>