<全米オープン 3日目◇18日◇オークモント・カントリークラブ(7,257ヤード・パー70)>

 池田勇太の2010年大会以来2度目の「全米オープン」は3日間で幕を閉じた。この日は早朝7時33分から仕切り直しのスタート。5オーバーから予選通過を目指して立ち上がったが、2バーディ・6ボギー・1ダブルボギーの“76”でスコアを落とし、トータル11オーバー106位タイで予選落ちを喫した。

随時更新!全米オープンのスペシャルフォトギャラリー
 2日目は早朝から持ち越した第1ラウンドの1ホールを回り、続く第2ラウンドが始まる夕方…いや“夜”19時過ぎからのラウンドに備えた。だが、第1ラウンドの進行が遅れ、池田のスタートタイムが回ってくることはなかった。「昨日は夜もあると思っていて、体を動かしたりして準備をしていたけど…(スタートが)なくなったと聞いて。やっぱりちょっと気は抜けますよね」。早朝3時には起床して準備しては待たされる繰り返し。タフな長い戦いはコースの外でも続いていた。

 久々の全米オープンという高揚感とは別に気合いの入る理由もある。現在世界ランク88位の池田は日本勢では松山英樹に続く2番手。加算ポイントの多い今大会は上位進出がそのままリオ五輪に続くだけに、結果が欲しかった。世界ランクを1つでも上げておくことで「全米プロゴルフ選手権」出場権も確定させたかった。しかし、その思いはむなしく空回りした。

 「気合いも入っていたし、力感もあった、そういうのが調整できなかったし、日本のようにすんなりとはいかない。もちろんそれはそれだけ気合いを入れてきてるということだけど、そこでいつものスイングだったりプレースタイルができないと」。ランク101位の谷原秀人、139位の宮里優作が予選を通過しているだけに、五輪代表争いはさらに混とんとしそうだ。

 だが、もちろんこれで終わりではない。「この2日間の経験はいつか力になると思う。これから日本帰って試合もあるし、全英もある。次のステージに向けて自分自身がやるというだけ」。強い思いはそのままに、さらなる成長を誓って米国をあとにする。

<ゴルフ情報ALBA.Net>