<ニチレイレディス 初日◇16日◇袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース(6,569ヤード ・パー72)>

 一昨年、そして去年の覇者は初日からフルスロットルだ。国内女子ツアー第15戦「ニチレイレディス」初日に申ジエ(韓国)が6バーディ・1ボギーの猛チャージ。3連覇に向けて首位発進を見せた。

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 「このコースは大好き」。その言葉に嘘偽りはない。スタートから17番まで全てのホールでフェアウェイをキープ。最終18番パー5で「2オンを狙った」ティショットをバンカーに入れたが、レイアップした3打目を1.5mにつけてバーディフィニッシュ。優勝候補筆頭が早くもボードの頂点に立った。

 「ほけんの窓口レディス」でイ・ボミ(韓国)の3連覇を阻止したジエ。同時に「彼女もこの3日間素晴らしいプレーでしたが、やっぱりプレッシャーがあったと思う」と3連覇を目指すものにかかる重圧を目の当たりに。だが、今日はそれらをものともしなかった。

 「もちろんプレッシャーはありましたが、平常心を保つように努めました。相性抜群のコースなのでホームに近い感覚でプレーしようと。何より初日から守りに入らずアグレッシブに行こうと攻めました。それが良い結果につながったんだと思います」。

 「調子が良いので高い目標に」と設定した6アンダーには1打及ばなかったが「満足です」とうなずいた。「先週の最終日に雨でちょっとショットのタイミングがずれました。今日はそこだけを意識してプレーしました」。奪った6つのバーディはすべて3m以内につけるなど、トップを狙える本来のキレを取り戻しつつあることに納得した表情を浮かべた。

 ここまで来れば周囲は嫌でもローラ・デイビス(イングランド )、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)に続く史上3人目の3連覇を期待するが、「今上位にいる選手はみんな素晴らしい人たちです。それに勝るプレーをしたい」といたっていつも通りのコメント。この平常心こそがジエの強さだ。

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