<全米オープン 事前情報◇15日◇オークモント・カントリークラブ(7,257ヤード・パー70)>

 日本勢で最後のコース入りとなった池田勇太は、月曜、火曜に1ラウンドずつをこなし、開幕前日のこの日はOUTの9ホールを練習ラウンド。合計2.5ラウンドで2010年以来の「全米オープン」へ向けての調整を終えた。

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 「相変わらずアイアンは良い」と今大会に向けて一回りヘッドサイズを小ぶりにしたヨネックスの「N1-CBフォージド アイアン」を投入し信頼は揺るがないが、だれもが苦しむ高速グリーンに対しては「初日は不安があった」。速いだけでなく大きく傾斜のつけられたグリーンは、下りのラインに対しては“さわるだけ”の繊細さが求められ、傾斜を上るパットには打ち切るタッチが求められる。

 そこで、練習ラウンドで自分の感覚通りの出球となるポイントを探しながらパターを微調整。オデッセイの「ホワイトホットRX V-LINEファング」のヘッドに変化はないが、短く握った状態でのパッティングに好感触を得ると、そのままキャロウェイのツアーバンに乗り込んで大胆に1インチカットした。

 重量、バランスも大きく変化したものの「ラインに乗せやすい」と好感触。軽くしたことにより強く打った時にボールが転がり過ぎないのも、高速グリーン向きといえる。

 ハワイでの戦いはあるが、米国本土でのトーナメントは2012年「ノーザン・トラスト・オープン」以来、実に5年ぶり。月曜に同組で練習ラウンドを回り、以前にラウンド経験もあるダスティン・ジョンソン(米国)は「覚えていてくれた」というが、ジョンソンの記憶に残る池田とは技術も髪型もウェアもパンツのタック数も違うはずだ。

 「楽しみだし、やっていて楽しい。2ラウンドしたけど今日のハーフは“流し”。早く明日になってくれって感じだよ」。思いに応えるように、初日のスタート時間は日本勢で一番早い7時18分。スタートをもう待ちきれない。

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