<スターツシニアゴルフトーナメント 初日◇10日◇スターツ笠間ゴルフ倶楽部(6,950ヤード・パー72)>

 5月28日に誕生日を迎えて50歳となった鈴木亨が、10日(金)開幕の「スターツシニアゴルフトーナメント」でシニアツアーデビューを果たした。

娘はアイドルグループ キュートの鈴木愛理
 「本当に緊張した。月曜から家での態度もおかしかったみたい(笑)」レギュラーツアー通算8勝の実力者も、2度目の“デビュー”に久々のしびれる緊張感を味わった。それでも、1番ティショットをフェアウェイに運ぶと、セカンドを1メートルにつけてバーディスタート。続く2番パー5もバーディとすると、ボギーなしの3アンダーでフィニッシュ。「“80”叩かなくて良かった〜(笑)」まずは胸をなでおろした。

 今季は「関西オープン」とホスト大会の「〜全英への道〜ミズノオープン」の2試合に出場するも、いずれも予選落ちに終わっている。2011年にシードを落として以降は下部のチャレンジトーナメントが主戦場となり通算3勝を挙げたが、レギュラーツアー返り咲きはならずシニア入りの年齢を迎えた。

 最終18番のアプローチは5メートルほどオーバーして「もう少し柔らかくヘッドを入れて“切る”感じで打ちたかったのに…年ですかね」と苦笑いしたが、シニア入りに向けて仕上げてきた肉体は第一線で活躍してきた時代と変化はない。それだけに、「正直レギュラーツアーに未練はめちゃくちゃある」。

 「だけど、力がなければ出られない世界。今は与えられた状況でやることをやるだけ」。今シーズンはレギュラーツアーもチャレンジトーナメントも出場予定はない。鈴木に“与えられた状況”は今大会を含むシニア14トーナメント。「ここで手応えを感じられたら考えたい」と、サードQTから始まるレギュラー復帰への青写真もぼんやりとながら描いているが、まずはシニアツアーでの結果を求める。

 中でも照準を合わせるのが、メジャータイトル「日本シニアオープン(9月15日〜18日 習志野CC)」だ。優勝者には翌年のメジャー「日本オープン」出場権が与えられるが、2017年大会の開催コースは岐阜県出身の鈴木が腕を磨いた岐阜関CCが舞台。同コースは昨年8月に脳梗塞で倒れた父・基之さんが日本オープン仕様への改修にも携わった経緯もあるだけに、その舞台への思いは強い。レギュラーツアーに後ろ髪は引かれつつ、モチベーション高く新天地を戦っていく。

【初日の順位】
1位T:高見和宏(-5)
1位T:崎山武志(-5)
3位T:尾崎直道(-4)
3位T:飯合肇(-4)
3位T:冨永浩(-4)
3位T:高松厚(-4)
3位T:秋葉真一(-4)
3位T:真板潔(-4)
9位T:鈴木亨(-3)
9位T:室田淳(-3)他

<ゴルフ情報ALBA.Net>