<日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 初日◇1日◇宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース(7,384ヤード・パー71)>

 午前中から風が吹き荒れた上にシビアなピンポジション。「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」初日にアンダーパーでラウンドした選手は6名のみとなったが、その中の1人は48歳のベテラン谷口徹。「ラフにいったの2回だけ」というティショットで流れをつくり、1アンダー・5位タイにつけた。

「トライしないと」谷口徹が若手に喝!
 昨年から“飛距離命”に生きている谷口だが、その思いは今季も変わらず飛距離の話になると表情が変わる。「18番はティショットで手嶋くんに負けたのはショックだったけど“トレーニングの成果がでているな”と、手嶋くんをアウトドライブするたびに思った。同じ年なので“トレーニングしたほうがいいぞ”って」。

 「〜全英への道〜ミズノオープン」でも「(例年よりも)距離がだいぶ短く感じた」と成長を実感。アイアンの距離感を合わない悩みはあるが、試行錯誤する楽しさが語り口からうかがえる。 前週月曜日に開催された最終予選を突破し、「全米オープン」10度目の出場を決めた。「ずっとやっているとマンネリ化はある。若いときみたいにガツガツできない部分も…」という中で、やはり刺激になるのは海外メジャー。そして、そこには飛距離の目標にすえる世界ランク3位ももちろん、いる。

昨年から「体だけはローリー(マキロイ)に近づけるのが今年の一番の目標」との野望を語り、松村道央とは“ミチロイ”“タニロイさん”と呼び合うなど世界屈指の飛ばし屋ローリー・マキロイを意識してきた。ただ、“もし本家マキロイと全米で回ったら”という質問にはさすがにトーンも下がる。

「比べたら、ショックを受ける。やっぱり群を抜いて飛んでいる。なんであんなに気持ちよく振れるのかな。トップからフィニッシュまでがアクセル全開。テークバックをヒュっと挙げた瞬間からもう動きが決まっている。切り返しからフィニッシュまでが“一直線”というかね…僕なんか徐行みたいなもんですよ」。

 それでも成長を続ける飛距離に加え「パットのスタンスを思い切って狭めたら、手の動きがスムーズになった」とパット復調の兆しも表情を明るくする。「どんなにいいショットしてもパッティングが良くないとスコアが縮まらないし、リズムも良くならない」とツアーNO.1のパット巧者の感覚が戻ってくれば、久々の優勝争いも見えてくる。

【初日の順位】
1位T:ショーン・ノリス(-2)
1位T:宮本勝昌(-2)
1位T:池村寛世(-2)
1位T:小袋秀人(-2)
5位T:谷口徹(-1)
5位T:藤田寛之(-1)

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