<日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 初日◇2日◇宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース(7,384ヤード・パー71)>

 大会前日に青木功会長が「選手の力を引き出すこれまでにないコースセッティング」と語っていたが、2001年、2010年とツアープレーヤーNO.1決定戦を2度制している宮本勝昌のプレー後の感想も同じ。3バーディ・1ボギー、2アンダー首位タイで初日を終えたが「今日はいままでのなかで一番難しいコンディション。風もあり、後半はびっくりするくらいグリーンが固かった」と苦笑いを見せた。

2010年大会 2度目の大会制覇を果たし兄弟子・藤田寛之とがっちり握手
 趣味の競馬に例えて“最高のゲートからの飛び出し”と語ったとおり、スタートホールの1番からの3連続バーディ。だが、中盤以降は足が止まり「7番からはまったくバーディチャンスなし」と必死のパーセーブの連続だった。

 絶好調のキム・キョンテ、ディフェンディングチャンピオンの梁津萬とのペアリング。「ついてこうと思ってら、思いがけずリードして…でもプレースタイルは参考になりましたよ」と刺激を受けながらのラウンド。「寄りにくいピンポジションが多かったですが、“いかにして次のショット、次のパットを攻めやすくするか”を見ていました」と冷静に同伴者のコースマネジメントを観察し、自身のプレーに活かしつつ、ベテランらしくスコアをまとめた。

 「この大会は初優勝者が多いから、盛り上げ役にでも(笑)」と今大会は過去5年初優勝の舞台となっているだけに、自身と並び首位につけた池村寛世、小袋秀人ら未勝利の若手の頑張りに言及したが、まだ誰も成し遂げたことのない“ツアー選手権3勝”に「そうなればいいですよ」と色気も見せる。

 「ショット、アプローチ、パットすべてを平均以上保っておかないと」。難セッティングでの残り3日間。宮本の経験が“初優勝リレー”をストップするか。

【初日の順位】
1位T:ショーン・ノリス(-2)
1位T:宮本勝昌(-2)
1位T:池村寛世(-2)
1位T:小袋秀人(-2)
5位T:谷口徹(-1)
5位T:藤田寛之(-1)

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