<〜全英への道〜 ミズノオープン 2日目◇26日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(7,415ヤード・パー72)>

 国内男子ツアー『〜全英への道〜 ミズノオープン』2日目。今季5戦ですでに2勝を挙げている昨季賞金王、キム・キョンテ(韓国)がこの日9バーディ・1ボギーの“64”と爆発。トータル11アンダーに伸ばし、初日7位タイから2位と3打差・単独首位に浮上した。

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 やっぱり“鬼”は強い。同組でラウンドした昨年覇者・手嶋多一も「キョンテたまらんね。レベルが違う」と舌を巻く。当のキョンテは「(初日より)パットが入ってくれた」との言葉通りにことごとくチャンスを沈め、獲りも獲ったり9バーディ。チップインバーディも2度。冴え渡るショートゲームでリーダーボードを瞬く間に駆け上がった。

 先月から腰や足にハリを感じるなど体調は思わしくないが「その中でどうやって打っていけばいいかわかった」と状態が悪い時でもショットを安定させる術を体得。万全ではなくとも、しっかりと勝つ準備ができるのは昨季の蓄積もあるだろう。

 結果を出せる要因はもう一つ。今季は5試合中4試合で島中大輔キャディとタッグを組んでおり、昨季の『マイナビABCチャンピオンシップ』を合わせると5度目だが、なんとその内3試合で美酒を味わっている。心強い相棒については「ベテランだし、選手の気持ちを良く分かっている。冗談を言ったり、言わなかったり」。試合中の心の変化を汲み取り、気分良くプレーさせてくれている仕事ぶりに感謝を述べる。

 島中キャディは男女問わず高評価されているベテラン。その証拠に今季は3月から空き週なく必ず男女ツアーのどちらかでバッグを担いでいる。選手から受ける評価にあぐらをかくことなく「主役は選手、キャディは黒子ですから(島中キャディ)」とプレー中もプレー後も選手を後ろから支える謙虚な“仕事人”で、キャディとしての信条は“いいことをしようとするよりも、嫌がることをしないように”だ。コースだけでなく目には見えないプレッシャーとも戦っている選手たち。そんな彼らを支えるキャディはある意味、“究極の対人サービス業”なのかもしれない。

 キョンテが“鬼”なら、島中キャディは“金棒”。「プロを長くやっていればいい時期と悪い時期がある。いい時期には頑張らないと」と話していたキョンテ。心強い相棒と共に、今季3勝目はすでに視界に入っている。

【2日目順位】
1位 :金庚泰(-11)
2位 :朴相賢(-8)
3位 :今平周吾(-7)
4位T:李尚熹(-6)
4位T:谷原秀人(-6)
6位 :M・ヘンドリー(-5)
7位T:小平智(-4)
7位T:近藤共弘(-4)
7位T:高柳直人(-4)

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