<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 最終日◇8日◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース(6,605ヤード ・パー72)>

 あふれ出る涙を止めることはできなかった。首位を独走するレクシー・トンプソン(米国)を闘志あふれるプレーで追撃した渡邉彩香。後半14番から連続バーディを奪って、トンプソンの背中に迫ったが、16番のセカンドショットは木に当たるミスショット。3打目は1.5メートルにつけたが決めることができずボギーとした。

最終日は何度もトラブルを迎えたトンプソン スキはあった
 「あそこがキーになってしまったと思います」と言葉を搾り出した渡邉。「差があるのでバーディを狙い続けるしかなかったし、全然狙えないラインではなかったので…」、16番はトンプソンもボギー。パーでも差が縮められる場面での悔しいプレーとなった。最終18番パー5では2オンし、イーグルを狙う積極的なプレーを見せたがバーディどまり。2打差でついにトンプソンの背中には届かなかった。

 「もっと出来たという気持ちもあるけど、優勝を目標としていた中で最終日最終組で世界のトップと優勝争いができたのはよかった」。栄冠には手が届かなかったが最後までトンプソンを倒そうと歯を食いしばって戦い抜いた。「気持ちと結果が伴わないのがあったけど、そういうところはすごく成長を感じる部分」、強い気持ちを結果に出すことができたのは収穫といえる。

 この日流した涙がきっと、渡邉をもっと強くしてくれる。大きなポテンシャルを秘める和製大砲、この悔しさをいつか飛躍へのバネにできる日はきっと来る。

<ゴルフ情報ALBA.Net>