<中日クラウンズ 初日◇28日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,545ヤード・パー70)>

 国内開幕戦の『東建ホームメイトカップ』は35位、優勝争い経験がある千葉カントリークラブ梅郷コースで行われた先週の『パナソニックオープン』では予選落ち、と元気のなかった小平智。だがこの日開幕した『中日クラウンズ』では6バーディ・1ボギーの“65”をマークし、首位と1打差の2位タイと好スタートを切った。

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 持病の首痛の影響があり、ここまで思うようなプレーができなかったが、この日は「あまり気にならなくて」とほとんど痛みを感じずにプレー。先週から投入したプロギアのプロトタイプドライバーもようやく馴染んできて「全体的にいい流れで回ることができた」。また「ジャンボ(尾崎将司)さんが前の組で2アンダーぐらい(最終的にはイーブンパー)できていて、それを見ながら回っていた」とレジェンドからの刺激も好影響となった。

 「この2試合あんまり良くなかったんで、これで弾みをつけたいですね」と好スタートを喜んだ小平。オフには100ヤード以内のショットの精度を上げるために、約250万円の高機能弾道測定器『トラックマン』を購入。「高い買い物だったけど、これで稼げれば全然安いものです」と様々な機能を有するマシンがショット力の向上に一役買ってくれたという。加えてこれまでよりもパッティング練習に時間を割いてきたことも要因に。「練習の成果は感じていたので(2戦の結果に)落ち込みはしなかったですね。この感じでやっていけば優勝もできると思います」と感じていた手ごたえをようやく結果に結びつけることができた。

 今季の目標は「世界ランクを上げること」。現在は149位だが「オリンピックやマスターズに出たいです。20代のうちにマスターズには出たい」と大志を抱いている。マスターズに出場できるランクとなれば、必然的に国内ツアーの賞金王も見えてくる。「すごく調子もいいし、体も作ってきた。海外志向はハッキリとあるのでチャンスはものにしたい」。そのためにもこの好スタートは無駄にしたくないところだ。

 すでに海外で活躍している「松山(英樹)がいい目標」。メジャーで優勝争いに絡む3歳下の後輩に大きな刺激を受けつつ、その背中に追いつくべく上だけを見て戦いを続けていく。

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