<中日クラウンズ 事前情報◇27日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(6,545ヤード・パー70)>

 明日28日(木)に開幕する国内男子ツアー「中日クラウンズ」に、日本ゴルフツアー機構会長に就任した青木功が出場する。現職のJGTO会長がツアーに出場するのはこれが初。そして故・宮本留吉が記録した73歳21日のツアー最年長出場記録を73歳7か月28日で更新する。

前週は石川遼と談笑する姿も見られた青木功会長
 この日はプロアマ戦に出場。ホールアウト後には「コースコンディションは最高だけど、俺のゴルフは最低」と苦笑していたが、「やっぱりコースにいる時がハッピーだね。いろいろな人のサポートがあったから。私は幸せ者だよ」としみじみと話していた。

 2月のハワイ合宿で体調を崩し、また右肩を負傷するなどコンディションは万全ではない。それでもコースに立つのは今季、自らのテーマにしている「人を育む」を実践するためだ。「俺はやるといったらやる。いくつ叩こうとも。やることで選手が“青木がそれだけやっているのなら”と思ってくれれば。言葉で言わなくても、無言で人を育むことはある」と、自身の背中を見た若い選手がなにかを感じてくれることを期待していた。

 「女子に負けていると言われているし、選手たちも意識している。自覚が少しずつ出て、すぐに結果を出すのではなく、長い目で見ていく」。会長として自らが先陣を切って選手たちを鼓舞しながら今後のツアーの盛り上げにつなげていく構えだ。

 3連覇を含む5勝を挙げた“ミスター中日クラウンズ”。「明日からは会長職を忘れてプレーしたいね」、熟練の技で春の大一番に花を添える。

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